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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『マスターオブモンスターズ2』(ますたーおぶもんすたーず・つー)は、システムソフト(現 システムソフト・アルファー)より1991年に発売された日本のパーソナルコンピュータ、PC-9801用ウォー・シミュレーションゲーム、『マスターオブモンスターズ』の続編である。後にシナリオ集が発売された。 Windows95用にリメイクされた『Master of Monsters 魔導王の試練』(ますたーおぶもんすたーず・まどうおうのしれん)についてもこの項目で述べる。 == システム == 前作のシステムをほぼ受け継いでいるが、以下変更点について記述する。 シングルゲームが廃止され、5本のキャンペーンゲームが主体となっている。本作ではマスターも成長し、様々な大魔法を修得していくようになった。大魔法はマスターのInt(知力)を用いて使用する方法へと変更された。そのため、前作では1ターンに1回しか使用できなかった大魔法だが、本作ではIntが続く限り大魔法を使用することが出来る(後述のInt回復アイテムを使用すればさらに使用することが出来る)。なお、前作に存在した1ターン1回の精霊攻撃は廃止された。 モンスターの攻撃方法に、従来の格闘、投射に加えて魔法が追加されている。それに伴いMPが設定された。MPは前作のHPと同様に、塔に入ることで回復する。塔によるMPの回復量はランダムで5-10の値をとる。 ゲーム開始の流れはまず遊ぶキャンペーンを選択し、次に自陣営の色を選択する。基本的に手番の早い青陣営が有利だが、マップの構造によって難易度は大きく左右される。そしてプレイヤーの分身となるマスターをウォーロック、サモナー、ネクロマンサーの3人の中から選択する。 マップが始まると最初に、自国もしくは中立の塔にマスターを配置することとなる。敵マスター2人も自国が配置した後に同じ条件で配置される。初期配置によっては2ターンで敵マスター1人を滅ぼすことが可能。本作ではマスターの移動力が全般的に向上したこと、塔、城郭以外も移動可能になったこと、ターン制限なども相まって、前作より接近戦が発生しやすく、ゲーム展開はややスピーディーになっている。また、前作で青、赤、緑、黄だった陣営が青、赤、黄の3陣営までとなっており、緑陣営は離反した中立モンスターの陣営として処理される。フェイズの巡る順番は青、赤、黄、緑(中立軍)となった。 モンスターは前作とは違い、複数回のレベルアップを経て進化するように変更になっている。レベルアップのたびに各種パラメータが加算されていき、進化の際には進化後のモンスターの基本パラメータと現在のパラメータが比較され、より値の大きい方が継承されるが、最大MPのみは強制的に進化後の基本MPが適用されるため、進化直後は進化前より最大MPが減少していることが多い。また、レベルアップのたびにモンスターのHP/MPは完全に回復する。 前作では塔の支配数がモンスターの召喚可能数に直結していたが、本作では塔・要塞・城を支配する事で、「支配力」を得る事ができ、建物の支配力とマスターのIntを合計した値が実際の支配力となる。マスターのIntは大魔法を使用するたびに減少するので、支配を維持可能と思われる限界近くまでモンスターを召喚するか、大魔法の余力を残しておくのかは、プレイヤーの裁量次第となる。なお、消費されたマスターのIntは塔に居ることで次のターンに満タンまで回復する。要塞と城とでは回復しない。 支配力を超えてモンスターを支配しようとすると、モンスターを支配しきれなくなり、離脱して中立陣営として勝手に行動することになる。支配力に少々の余裕がある時もIntの高いモンスターはランダムで離脱することがある。 本作ではアイテムの概念が導入され、塔を占領するごとに6%の確率でアイテムを入手できる(モンスターの装備品に限っては、装備したモンスターを撃破する事でも入手可能)。また、隠された塔が存在しており、モンスターがそのヘックスを通過、もしくは直上で停止することにより発見される。このアイテム導入によって、前作までとは違いモンスターを強化してのパワープレイが可能となった。 なお、各モンスターには隠しパラメータとして攻撃力加算値とでも言うべき値が設定されており、ゲーム上で確認できる攻撃力は目安にしかならない。格闘攻撃と投射攻撃については、ゲーム上で表示される攻撃力に、最高でこの加算値までの乱数が加算された値が、実際の攻撃力となる。この値はレベルアップのたびに向上していき、レベルの高いモンスターほど、敵に大打撃を与える可能性が高い。すなわち、表示上変化はしないが、レベルアップのたびにモンスターの攻撃力はしっかり向上している。また、モンスターごとの加算値の初期値はかなりばらつきがあり、一例をあげるとするなら攻撃力8×2のレベル1ソルジャーの実際の攻撃力は、(9〜10)×2であるし、攻撃力4×2と、ソルジャーに比べ明らかに貧弱な印象を受けるバーバリアンの、レベル1時の実際の攻撃力は(5〜14)×2であり、平均すれば決してソルジャーには負けない。もっとも極端な例はフェアリーの進化形であるシルファーで、表示上の攻撃力は8でしかないが、実際には最大109ものダメージが期待できる〔攻撃力加算値に関しては、参考文献にある両攻略本に明記されている。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マスターオブモンスターズ2」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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