|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『マスター・キイ』(, 「主鍵」の意)は、1914年(大正3年)製作・公開、ユニヴァーサル・フィルム・マニュファクチャリング・カンパニー(現在のユニバーサル・ピクチャーズ)製作・配給によるアメリカ合衆国のサイレント映画、シリアル・フィルムである〔''The Master Key'', Internet Movie Database , 2010年7月11日閲覧。〕。日本で最初に公開された連続活劇として知られる〔『日本映画発達史 I 活動写真時代』 、田中純一郎、中公文庫、1975年12月10日 ISBN 4122002850, p.254-255.〕〔『20世紀アメリカ映画事典』、編・畑暉男、カタログハウス、2002年4月、ISBN 4905943507, p.35.〕。 == 略歴・概要 == 1914年(大正3年)、ユニヴァーサル・フィルム・マニュファクチャリング・カンパニーが同社の最初のシリアル・フィルムであるフランシス・フォード監督の『國寶』(別題『ルシル・ラヴ』、''Lucille Love, Girl of Mystery'' 〔, 2010年7月11日閲覧。〕)に続いて製作・配給した、同社第2作のシリアル作品である。原作はジョン・フレミング・ウィルソンによる同名の新聞連載小説で、本作の毎週の公開に連動してメディアミックス的に連載され、後に単行本として出版された際には、本作のスチル写真が掲載された〔。本作は、同年11月16日に全米で封切られた〔。 監督・主演のロバート・Z・レナード、主演女優のエラ・ホールのほか、のちに映画監督となるルパート・ジュリアンや、彼ら同様、1916年(大正5年)にユニヴァーサル傘下で設立されるブルーバード映画でスター女優となるクレオ・マディソンも本作に出演している〔。 日本では、1915年(大正4年)9月30日、浅草公園六区・電気館を皮切りに毎週連続で公開された〔。配給は、同年7月に東京市京橋区南伝馬町3丁目14番地(現在の東京都中央区京橋3丁目)に設立された播磨ユニヴァーサル商会〔『日本映画発達史 I 活動写真時代』、p.257.〕が行なった。同社は同作に引き続き、フランシス・フォード監督の新作シリアル『名金』を同年10月10日に浅草公園六区の帝国館で封切り、この2作は大ヒットとなった〔。ユニヴァーサルのシリアル第1作『國寶』も、この2作の公開後の翌1916年7月に公開された〔『20世紀アメリカ映画事典』、p.47.〕。 現在、本作の原版・上映用プリント等は散逸し現存しないとみなされている〔''The Master Key'', ''silentera.com'' , 2010年7月11日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マスター・キイ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|