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マスティフ()ないしマスチフは、主に番犬・闘犬として使われている犬種群である。 さまざまな国でそれぞれ別の品種として改良されているモロシアン・タイプの犬種で、大型で筋骨隆々の体つきをしていてとても力が強い。それに加えて闘犬として使われていた種類の雄犬は攻撃的なものが多いため、飼育にはしっかりとした管理としつけが欠かせない。時にしっかりとした管理がなされていないものが事故を起こす事もあるため、国によっては飼育が規制されている品種もある。しかし、ショータイプ(ペットタイプ)として飼育されているものは攻撃的な性質が大幅に改善され、より大人しく友好的に改良されている。現在は多くの国で闘犬が禁止されているため、ほとんどがペットやショードッグ、若しくは番犬として飼育されている。平均寿命は6-10である。 == 犬種名に「マスティフ」の名が入る犬種 == * アフガン・マスティフ()アフガニスタン原産の原始的なマスティフ。部族間で揉め事が起こったときに決着をつけるために闘犬として使われる。 * イングリッシュ・マスティフ() - 単にマスティフとも呼ばれる、最もポピュラーなマスティフ。 * チベタン・マスティフ() - チベット高原原産。チベット犬とも呼ばれ、多くの犬種の基礎を築いた。非常に巨大なマスティフ。 * ナポリタン・マスティフ() - イタリアの古くからあるマスティフ。たるんだ皮膚が非常に印象的。 * ブル・マスティフ() - イギリス産のブルドッグとマスティフを掛けあわせて作られた犬種。 * アルペン・マスティフ - セント・バーナードの原種。そのため、現在も稀ではあるが別名のひとつとして用いられている。 * スパニッシュ・マスティフ() - スペイン原産の家畜護身犬種(ガードドッグ)。マズルがやや長めで、アゴ、頸部が強靭で短毛のマスティフ。 * ピレニアン・マスティフ() - スペイン原産の家畜護身犬種(ガードドッグ)。スパニッシュ・マスティフの親せき種で、こちらは長毛。近年希少化が進んでいる。 * ベルジアン・マスティフ() - ベルギー原産のマスティフ。警備犬、荷引き犬として用いられていた怪力を持つ犬種だが、現在は絶滅寸前。 * ジャパニーズ・マスティフ - 土佐闘犬の別名。 * ジャーマン・マスティフ - グレート・デーンの別名。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マスティフ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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