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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
マゾーンとは、『宇宙海賊キャプテンハーロック』に登場する架空のヒューマノイド型の植物生命体(植物人間)、並びに彼らの母星の名称。 名前の由来はギリシア神話に登場する女性だけの部族・アマゾーン(アマゾネス)からで、作中でも女性の姿をした者だけの種族として描かれており男性型は登場していない〔アニメ18話でもマゾーンの戦士・パトラスが「マゾーンは男を必要としない」という旨を明言している。ただし、マゾーンの一般市民の中に人間でいうところの「男性」にあたる存在が確認できる(26話など)ため、アニメ版においては男性型が存在する。〕。 ==姿・体構造など== 人間の女性そっくりで、容姿・プロポーションなどの点において理想的な美女の姿をしているものが大多数である。『ハーロック』を特集したロマンアルバムでは雌雄同体と記述されている。 アニメにおいては地球人にとってその理想的体型を活かしてファッションモデルの仕事に就き、人間社会に溶け込んでいた者もいる〔全部のマゾーンが必ずしも美人というわけではなく、ハーロックの親友の娘・まゆのいる聖ジョバンナ学園の舎監として潜伏していた個体は陰険な中年女性という感じの容姿であった。〕。 人間社会に潜伏している個体では、緑や青などの寒色系の色が若干入った白い肌をしている者が多いが、人間と同じ肌色を装う者もいる〔アニメでは33話からの登場となる首相秘書の波野静香や魔地の娘と思われていた少女期のパトラス(ミドリ)など。〕。体構造は分析の結果、植物と同様とされ、動物にみられる骨格や脳などの器官はなく、炭酸同化作用(=光合成)、皮膚呼吸、葉緑素などが確認されており、別の生物と理解されている。そのため、脳がないにもかかわらず人間同様の思考ができ、心があるという点に関しては謎である。またアニメ24話では、死臭を感知してトカーガ人の死体に気づくといった描写から嗅覚があることも判明している。 その体構造から人間のような血液が流れていることはありえず、人間の血液に相当する体液の成分は植物の樹液に近いことが明らかになっており、アニメの終盤にて女王ラフレシアの側近・クレオは負傷した際に青い体液を流している。だが、一族の命運をかけハーロックと決闘に及んだラフレシアは彼に重力サーベルで斬られた際、人間同様に赤い血を流している〔ただしこの「赤い血」については、アニメ版でラフレシアの声を担当した北浜晴子は、本作を特集したロマンアルバムのインタビューで「ハーロックにそう見えたのではないか」との見解を示している。〕。 女性の姿をしていることについては、ハーロックは擬態と推測している。また地球には、地上の潜入部隊も多数存在する。彼らは普段、森林の樹木や海草などと同化しているが地球に投下したペナントの復活信号などを感知すると分離し、活動が活発になる。植物同様の体構造やもともと暮らしていた母星の環境(詳細は後述)からか寒さには弱く、雪が降ると同化していた樹木に戻っていくが水を与えれば元気付く。 銃などで撃たれると「紙のように」発火して燃死するが、原作の終盤でヤッタランが殺傷した海賊島の内部に進入したマゾーン2体のように焼死しない者もいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マゾーン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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