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マダガスカルウツボカズラ ''Nepenthes madagascariensis'' は、ウツボカズラ属の食虫植物の1つ。マダガスカル産で、これはこの属の分布の最西端に当たる。 == 特徴 == 蔓状になる多年生植物で食虫植物〔以下、主として近藤・近藤(2006),p.119〕。茎は地表付近でこぶ状に肥大し、ここから多数の茎を出し、ブッシュ状に茂る。高さ40-60cmが普通だが、時には2mにもなり、疎林の樹木などによじ登る〔吉田(1997)p.47〕。 葉は互生。葉身は楕円形で長さ10-30cm、幅3-8cmになる。葉柄は長さ3-5cmあり、表側に深い縦溝があり、その基部は茎を半分近く抱える。 捕虫袋にはやや2形がある。下位のものは細長い卵形で、2本の縦翼は線状で、時にその縁に細かな突起を持つ。縁歯は外側で内側に巻き込んで平らに伸び、幅5-14mm。蓋は円状卵円形で径3-5cm。蓋の付け根に突起があり、長さ4-6mm。上位の袋は漏斗状で下から上に次第に広がる。下方の袋は黄緑色から緑で、時に赤みを帯びる。上位の袋は黄緑色から白っぽい色をしている。袋の内側には多数の蜜腺がある〔近藤・近藤(1972),p.241〕。 File:Nepenthes1.jpg|生育している様子 File:Nepenthes madagascariensis Ankanin'ny Nofy - 45.jpg|下位の捕虫袋 File:Madagascar74.028.jpg|上位の袋 File:Madagascar Pitcher Plant (Nepenthes madagascariensis) (9600150676).jpg|蓋と縁歯 円錐花序は長さ20-40cm。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マダガスカルウツボカズラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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