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マチュ・ピチュ(英語:Machu Picchu、ケチュア語:Machu Pikchu、スペイン語:Machu Picchu) は、アンデス山麓に属するペルーのに沿った山の尾根(標高2,430m)にある〔 〕〔 〕、15世紀のインカ帝国の遺跡である。 当時、インカ帝国の首都はクスコで、標高3,400m。マチュ・ピチュから、さらに千メートル程高い場所に、その首都があった。アンデス文明は文字を持たないため、この遺跡が何のために作られたのか、首都との関係・役割分担など、その理由はまだ明確にわかっていない。 == 概要 == 多くの言語で「Machu Picchu」と呼ばれるこの遺跡名は、「老いた峰(Old Peak)」を意味するケチュア語「machu pikchu」を地名化したものの転写である。山裾からは遺跡の存在は確認できないことから、しばしば「空中都市」「空中の楼閣」「インカの失われた都市」などと雅称される。一方、遺跡の背後に見える尖った山はワイナ・ピチュ (若い峰)で、標高2720m。山頂には神官の住居跡とみられる遺跡があり、山腹にはマチュ・ピチュの太陽の神殿に対する月の神殿が存在する。 この遺跡には3mずつ上がる段々畑が40段あり、3,000段の階段でつながっている。遺跡の面積は約13km²で、石の建物の総数は約200戸が数えられる。 熱帯山岳樹林帯の中央にあり、植物は多様性に富んでいる。行政上クスコ県に属しており、クスコの北西約70㎞に位置する。2015年の第39回世界遺産委員会終了時点ペルー国内に12件あるユネスコの世界遺産のうちでは、クスコとともに最初(1983年)に登録された。南緯13度で、10月から4月までの雨季と乾季に分かれる。 未だに解明されていない多くの謎がある遺跡でもある。2007年7月、新・世界七不思議の1つに選ばれた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マチュ・ピチュ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Machu Picchu 」があります。 スポンサード リンク
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