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高速新線区間以外の営業キロは、バーゼルSBB駅からオルテン駅経由での距離を示す。 高速新線区間はベルンからの営業キロを示す。 マットシュテッテン-ロートリスト新線(マットシュテッテン-ロートリストしんせん、)は、バーン2000計画の一環として建設された2004年12月12日に開通したスイスの高速鉄道新線(NBS: Neubaustrecke)である。ベルン(Bern)近郊のマットシュテッテン(Mattstetten)とオルテン(Olten)近郊のロートリスト(Rothrist)を結んでいる。 全長およそ52kmで、途中にはヴァンツヴィル(Wanzwil)にゾロトゥルン(Solothurn)へ向かう改良線(ABS: Ausbaustrecke)を分岐させる分岐器2基があるのみである。 最高速度200km/hによりスイスで最も重要な乗換接続駅であるベルン、バーゼル(Basel)、チューリッヒ(Zürich)間の所要時間を1時間以内に短縮することができ、タクトファールプラン(Taktfahrplan)のシステマティックな乗換接続を可能にしている。 マットシュテッテン - ロートリスト間は、スイスで最初にETCSが導入されて本格運用を始めた区間の1つである。当初2004年12月に予定されていたETCSの導入は、技術的な問題により遅延した〔''Vorerst nur auf Neubaustrecken'' ''Neue Zürcher Zeitung''紙 2007年4月26日(ドイツ語)〕。2006年7月2日、夜間の試験運転が開始され、21時30分以降の列車はETCSにより最高速度160km/hで運転されていた。その後路側信号方式の従来型信号システムから車内信号方式のETCSへの切換時期は予定よりも早められて、2007年3月18日から全ての列車がETCSを使用した160km/h運転を開始し、2007年12月から200km/h運転が開始される。 ETCSの路側設備としては、無線閉塞センター(RBC: Radio Block Center)や電子信号扱所(electronischen Stellwerk)がある〔in ''European Railway Review, Issue 3, 2007, S.98''〕。 1926年から構想されてきたこの新線は、1996年12月から建設工事が始まった。当初の完成予定は2005年とされていた〔Meldung ''Baubeginn: Neubaustrecke Mattstetten–Rothrist''. In: ''Eisenbahntechnische Rundschau''. 45, Nr. 10, 1996, S. 593.〕。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マットシュテッテン-ロートリスト新線」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mattstetten-Rothrist new line 」があります。 スポンサード リンク
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