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マッパ・ムンディ
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マッパ・ムンディ
マッパ・ムンディ(; 、または複数形からマッパエムンディ:mappae mundi)は、中世ヨーロッパで製作された世界地図を表す総称。これに当てはまる地図には、簡単な概略のみを指した大きさ1インチ程度のものから、確認された最も巨大なものでは11フィート(3.5メートル)にわたる精巧な壁掛け図までをも含む。マッパ・ムンディの語源は、中世ラテン語の mappa(「布地」または「チャート」の意)と mundi(「世界の」の意)の合成語であり、英語 map の語源でもある。 中世に作成されたマッパ・ムンディのうち約1,100枚が現存している。このうち約900は写本の挿図であり、約200が単体の地図として描かれたものである〔『Woodward』p286〕。 ==種類== 現存するマッパ・ムンディはいくつかの種類に分類できる。時系列的に並べた主な分類は(1) ゾーンマップ(Zonal maps)またはマクロビウスの地図(Macrobian maps)、(2) 三地域構成マップ(Tripartite maps)またはTO図、(3) ベアトゥスの地図(en)を含む四分マップ(Quadripartite maps)、(4) グレートマップまたは複合型マップ(complex maps)の四つに分けられる。中世の世界地図の中には、これらのマッパ・ムンディに他からもたらされた要素を取り入れて製作されたものもある。例として、ポートラン海図やクラウディオス・プトレマイオスの著書『ゲオグラフィア(地理学)』の概念を含めたものは、伝統的マッパ・ムンディとして5番目に分類される場合もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マッパ・ムンディ」の詳細全文を読む
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