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マツグミ
マツグミ (''Taxillus kaempferi'')は、寄生性の樹木の一つ。マツなどの針葉樹を宿主とする。 == 特徴 == 半寄生性の常緑低木〔以下、主として佐竹他(1999),p.101〕。若枝は当初は褐色の短毛が密生するが、すぐに無毛となる。葉は革質で、倒披針形で先端は丸く、基部では次第に狭くなって長さ1-2mmの葉柄に流れる。葉身は両面とも無毛で、長さ1.5-4cm、幅0.4-0.9cm。 花期は7-8月。枝の脇に短い集散花序を生じ、数個の花をつける。花は筒状で赤く、先端は4裂して、それぞれに反り返る。筒状部の長さは1.5cmほど。果実は楕円状球形で長さ約5mm、赤く熟する。 和名は松グミであり、松の上に生え、実がグミのようなのでこう呼ばれる〔牧野(1961)p.108〕。他にマツノヤドリギ、マツグイメ、マツボヤ、ツゲマツ、マツムメなどの地方名が知られている〔堀田(1997),p.116〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マツグミ」の詳細全文を読む
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