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マツダ・787
マツダ・787、787Bは、マツダが製作したプロトタイプレーシングカー。ル・マン24時間レースへの参戦のため、787はIMSA-GTP規定、787BはグループC・カテゴリー2規定に則って製作されている。 == 概要 == 787および787Bは、イギリス人のナイジェル・ストラウド(''Nigel Stroud'' )により設計されたマツダ・757を起源にし、マツダ・767を経て発展したものである。ナンバリング順としては「777」となるところであるが、「日本語として言いにくい」ことから「787」となった。 また、787Bは、1991年のル・マン24時間レースにおいて総合優勝を果たした。これは日本メーカーにとって初の、そして2015年現在日本メーカーとして唯一の総合優勝であるほか、ロータリーエンジン車として初、レシプロエンジン以外でも初の総合優勝であり、まさに快挙と呼ぶにふさわしいものであった。なお、あまり知られていない事実として、カーボンブレーキ装着車として初めてル・マンを制した車種でもあった。 ブレーキシステムサプライヤーのブレンボからは、「仕様書通りの開口面積を確保したブレーキ冷却ダクトを装備したのはマツダだけだった」と評価される。トランスミッションは、ポルシェ・962Cの5速マニュアルトランスミッション(Hシフト)を上下逆にして装着し使用した〔マツダチームルマン初優勝の記録 全163ページ グランプリ出版 1991年12年発刊 ISBN-13: 978-4876871179〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マツダ・787」の詳細全文を読む
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