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マツダ・MX-R01(MXR-01)〔フロントウィング部分に車名の表記があるが、MX-R01、MXR-01のどちらの表記もある。〕は、1992年にマツダがトム・ウォーキンショー・レーシング(TWR)と共同開発したプロトタイプレーシングカー。合計5台が製作された。 == 概要 == 1991年から、グループCカーのエンジン規定が従来の「燃料使用量の上限による規制」から「燃費制限なしの3.5リットル自然吸気エンジン」へと変更され、それまでマツダが使用してきたロータリーエンジンは1991年を最後にスポーツカー世界選手権(SWC)やル・マン24時間レースで使用できなくなった〔その後1993年に再びロータリーエンジンの使用が解禁されている。〕。 そこで1992年シーズンは、新規定対応エンジンとシャーシを外部から購入し、自社技術でエンジン/シャシーを改良して参戦することになり、エンジンをジャッドから、シャシーをTWRからそれぞれ購入してマシンを賄うことになった。 それまでロータリーエンジンの性能、信頼性を証明するためにレース活動を行ってきたマツダが、レシプロエンジンのマシンでレース活動を行ったことを奇妙とする見方もある〔石井功次郎、『MX-R01というマシン』、「Racing On」 No.415、ニューズ出版、2006年。〕。これについて、1990年に当時FISAマニュファクチャラー委員会議長だったマックス・モズレーが、マツダが1992年のSWCに3.5リットルマシンを走らせるという条件付きで、ロータリーエンジンのマシンで1991年のSWCに参戦することを認める可能性を示唆しており〔「オートスポーツ」 No.555、p.50、三栄書房、1990年。〕、MX-R01でのレース活動はマツダがこの条件を受け入れた結果と思われる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マツダ・MX-R01」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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