|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 書 : [しょ] 【名詞】 1. penmanship 2. handwriting 3. calligraphy (esp. Chinese) ・ 書店 : [しょてん] 【名詞】 1. bookshop 2. bookstore ・ 店 : [みせ] 1. (n,n-suf) store 2. shop 3. establishment
マツノ書店(- しょてん)は、山口県周南市にある古書店。2006年6月現在の店主は、松村久で2代目になる。山口県の地誌、方言、文化から長州藩を中心とした幕末史の文献を特に手広く揃えている。1970年代の半ばから幕末史の重要な原典資料の希観本の復刻出版を手がけている。1974年から2010年までで、その総出版点数は、240冊を越えている。 住所は、山口県周南市銀座2-13 である。以前は、徳山駅の北向かいにあったが、1960年代半ばに現在の近鉄松下百貨店(2013年に閉店、周南市の市庁舎が建て替えのため、一時的にここに市庁舎が移ってきている)脇の路地に移った。2007年第55回菊池寛賞を受賞した。2010年には第67回中国文化賞(中国新聞社主催)を受賞。 ==店主・松村久== また松村久は、1968年父親から古書店を受け継ぎ、1960年代から1970年代にかけては、古書店業と平行して、マツノ読書会という名称で貸本業もやっていた。ただし、当時常であった貸本専用の俗悪な漫画本ではなく、新規に出版されたばかりの小説、エッセイ、ノンフィクションの一般書と、合わせてコミックも扱った。2泊3日で、1冊100円足らずの金額で、まだ当時は珍しかった映画やベストセラーからハイキングなどの文化情報を盛り込んだミニコミ「らんぺる」(lampern、いろんなことに興味をということでヤツメウナギからとった名)も発行し、地方の文化拠点をなしていた。著作権などの問題も生じ、この活動は1970年代半ばには幕を閉じた。こうした活動もあって、松村は、日本読書学会の雑誌「読書科学」や古書店協会の「日本古書通信」などにしばしば読書や古書店の営み、また公立図書館のサービスのあり方についても意見を開陳し、読書界の一言居士としても一目置かれている。彼の著書に、『六時閉店』(マツノ書店 1989年)、『本の周辺』(共著、マツノ書店 2001年)がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マツノ書店」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|