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マティク・オソブニカル（Matic Osovnikar、1980年1月19日 ‐ ）は、スロベニアの男子陸上競技選手。専門は短距離走。100mで10秒13、200mで20秒47など、複数種目のスロベニア記録保持者。2007年大阪世界選手権の100mファイナリストである。 オソブニカルは白人選手ながら2007年大阪世界選手権の100mで決勝に進出し、7位入賞を果たした。世界選手権の100mで白人男子選手が決勝に進出したのは1987年ローマ大会以来、実に20年ぶりの出来事だった。 == 経歴 == 2000年9月、オリンピックの4×100mリレーに女子も含めてスロベニア勢初の出場。予選で39秒25のスロベニア記録（当時）を樹立して準決勝に進出したが、準決勝は失格に終わった。これは現在もオリンピック4×100mリレーにおけるスロベニア最高成績である（2012年大会終了時点）。 2001年7月、ヨーロッパU23選手権の4×100mリレーに出場。3位になり、女子も含めてスロベニア勢初となるトラック競技のメダルを獲得した。 2003年3月、世界室内選手権の200mに出場。予選を20秒77のスロベニア記録、準決勝を20秒87で通過し、スロベニア男子勢初となる決勝に進出した。決勝は21秒17とタイムを落とし、3位のドミニク・デメリットと0秒25差の4位に終わった。これは世界室内選手権200mにおけるスロベニア最高成績である。 2004年3月、世界室内選手権の60mに出場。予選と準決勝を6秒60のスロベニア記録（当時）で通過し、スロベニア男子勢初となる決勝に進出した。決勝でもスロベニア記録の6秒58をマークして5位に入った。 2004年8月、オリンピックの100mと200mにスロベニア男子勢初の出場。100mは1次予選を10秒15（+0.8）のスロベニア記録（当時）で通過したが、2次予選は準決勝に着順で通過できる組3着と同タイム着差ありの4着に終わり、タイムでも拾われずに敗退した。200mでは2次予選を20秒47（+0.5）のスロベニア記録で通過したが、準決勝は組8着で敗退した。100mの2次予選2組4着、200mの準決勝2組8着という成績は、現在もオリンピック両種目におけるスロベニア男子最高成績である（2012年大会終了時点）。 2006年3月、世界室内選手権の60mに出場。2大会連続で決勝に進出し、決勝ではスロベニアタイ記録の6秒58をマークしたが、3位と0秒04差の4位に終わった。これは現在も世界室内選手権60mにおけるスロベニア男子最高成績である（2014年大会終了時点）。 2006年8月、ヨーロッパ選手権の100mに出場。スロベニア男子勢初となる決勝に進出すると、決勝では10秒14（+1.3）のスロベニア記録（当時）を樹立。フランシス・オビクウェル（9秒99）、アンドレイ・エピシン（10秒10）に次ぐ3位に入り、全種目を通じてスロベニア男子勢初のメダルとなる銅メダルを獲得した。これは現在もヨーロッパ選手権におけるスロベニア男子唯一のメダル獲得である（2014年大会終了時点）。 2007年3月、ヨーロッパ室内選手権の60mに出場。スロベニア男子勢初となる決勝に進出するが、決勝では3位のロナルド・ポニョンと0秒03差の4位に終わった。 2007年8月、世界選手権の100mと200mに出場。100mは2次予選を10秒13（+1.8）のスロベニア記録、準決勝を10秒17（+0.3）で通過し、スロベニア男子勢初、白人男子勢20年ぶりとなる決勝に進出すると、決勝は10秒23（-0.5）で7位入賞を果たした。200mでは初めて2次予選に進出したが、準決勝に進出できる組4着と0秒25差の5着に終わり、準決勝には進出できなかった。100mの7位、200mの2次予選1組5着という成績は、現在も世界選手権両種目におけるスロベニア男子最高成績である（2015年大会終了時点）。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「マティク・オソブニカル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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