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マテラン登山鉄道(-とざんてつどう、英語:Matheran Hill Railway)とは、インド西海岸の都市ムンバイ郊外のインド国鉄(インド中部鉄道)広軌線ネーラル駅から保養地マテランを結ぶ観光鉄道である。名称の日本語表記には揺れがあり、マーテーラーン登山鉄道、マテラン丘陵鉄道とも表記される。 == 概要 == マテランは、イギリスによるインド植民地統治時代の1850年代に、ムンバイ(当時はボンベイ)在住のイギリス人らの避暑地として開発された。マテラン登山鉄道は、山麓の広軌線最寄駅ネーラルとこのマテランを結ぶ交通手段として建設され、1907年3月に開通した〔『日本鉄道名所8 鹿児島線 長崎線 日豊線』 小学館、1987年、p176-p177。〕。 路線延長19.36km。起終点間に約750mの標高差があり、急峻な丘陵を登るため610mm軌間を採用し、車体の規格も小さい。日本で言うところの軽便鉄道に相当する。最急勾配は50‰、最小曲線半径は14mである。機関区・工場はネーラル駅構内にある。 インド政府は、当線の世界遺産への登録を目指しており、暫定リストにも当線が登載されていたが削除された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マテラン登山鉄道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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