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マナド()は、インドネシアのスラウェシ島のミナハサ半島最北端に位置する、北スラウェシ州の州都である。メナド(Menado)とも表記される。マカッサルに次ぐスラウェシ島第二の都市である。 == 地理 == 西はスラウェシ海のマナド湾に面し、海岸線の長さは18.7km。北部には、島嶼サンギヘ県(サンゲル島)インドネシア、フィリピンの国境に接するタラウド、そしてミナハサ県とマンテハゲ海峡に面し、東部と南部はミナハサ県に接する。マナド周辺の主要都市はトモホン市、ビトゥン市、アムラン市。 マナド市の水域にはブナケン島、シラデン島(マナド港から20分)、マナドトゥア島(マナド港から45分)、マンテハゲ島(マナド港から50分)がある。マナド港から各島にボートが運行。ブナケン島はブナケン海洋国立公園に指定されている。マナドトゥア島の最高地点は標高800メートルのマナドトゥア山である。マナド湾の一番浅い地点は水深2-3メートル、大陸斜面の深さは2000メートル。 ビトゥン市はマナドから東へ約50Kmの東海岸に位置する港町。昭和初期には数件の土着民が点在する小さな部落様であったが、日本人の大岩勇(愛知、豊浜出身)が興した東インド水産が、造船、漁業により就労の場を作り町を形成した。沖縄、伊平屋伊是名島からの漁民が多く戦前から定住して、家庭を持っていたが終戦で帰国、残された日系人が存在する。古くから日本人による漁法、鰹節の製法の教与により、現在も多くは焼津、枕崎へ輸出されている。なお、現在でも民間人日本兵士の遺児がいるが、日本政府による調査は行われていない。 現在は日本からのODAによるコンテナ埠頭の完成により北スラウェシ州への貨物、人の往来の玄関口となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マナド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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