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マヌエル・フランシスコ・ドス・サントス : ミニ英和和英辞書
マヌエル・フランシスコ・ドス・サントス[らん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)

マヌエル・フランシスコ・ドス・サントス ( リダイレクト:ガリンシャ ) : ウィキペディア日本語版
ガリンシャ[らん]

ガリンシャ (Garrincha) こと、マヌエウ・フランシスコ・ドス・サントス(Manoel Francisco dos Santos, 1933年10月28日 - 1983年1月20日)は、ブラジルの元サッカー選手。現役時代のポジションはフォワード(右ウイング)。
サッカーブラジル代表の2度のワールドカップ制覇に貢献した20世紀最高のウイングの一人である〔「追悼 偉大な“小鳥”ガリンシャよ、永遠に」『サッカーマガジン』1983年4月号、120-123頁〕。愛称の「ガリンシャ」とはポルトガル語で山岳に生息する小鳥、ミソサザイを意味する。この他にマヌエウの短縮形の「マネ (Mané) 」、「マネ・ガリンシャ (Mané Garrincha) 」、または身体的な特徴から「脚の曲がった天使(、)〔」と呼ばれていた。
選手時代はトリッキーなドリブルの技術で注目を集め、サッカーの王様ペレと並び称された存在だったが〔、晩年はアルコール依存症を患い、肝硬変により49歳の若さで亡くなった〔。
== 生い立ち ==

リオデジャネイロ近郊のパウ・グランデで生まれる。父はインディオ、母はアフリカ系ブラジル人という出自の混血児だった〔ベロス 2006、142頁〕。6歳の時にポリオ、俗に言う小児麻痺にみまわれた。ガリンシャの家は貧しく医者にかかる金などはなかったため一人の無名の若い医者が無料で手術を施した〔ロジャー・マクドナルド『写真で見るサッカーの歴史 グローバル・スポーツそのメモリアル・シーン』サッカーマガジン編集部訳、ベースボールマガジン、1982年、85頁〕。
その結果、彼の背骨はSの字状に歪曲し両足が同じ方向にねじ曲がった。以後も軽度の知的障害が残り、小児麻痺の影響で左右の足の長さが異なる(右足が左足より6cm長かった)ハンデを背負うことになった〔〔。
「ガリンシャ」の呼び名は姉が「ミソサザイのように小さい」と評したことに由来している〔ベロス 2006、136頁〕とも、ゴムスリングショットでミソサザイを撃つ遊びが得意だった〔ブリッケンスデルファー 1994、184頁〕からとも言われている。
生まれ育ったパウ・グランデは山や森、川などの自然に恵まれ、ガリンシャはそういった環境で伸び伸びと育ち狩りや釣りに才能を発揮していたが、同時にサッカーでも特異な才能を示し始めた。ハンデを背負ったはずの歪曲した足が予測のつかない動きを生み出し〔〔グランヴィル 1998、101頁〕、いつしか街で一番のドリブルの名手となっていった〔ベロス 2006、137頁〕。14歳の時にパウグランデの製織工場で働き始めたが、職務怠慢を理由に一旦解雇〔。後に社長が工場のサッカークラブ「エスポルチ・クルビ・パウ・グランデ」でプレーをさせるために復職させたこともあった〔。
一方で自身はサッカーに然程は固執しておらず〔ベロス 2006、137-138頁〕、地元開催の1950 FIFAワールドカップで国中が盛り上がりを見せていた際にもその姿勢は変わらなかった。決勝リーグ最終戦のウルグアイ戦でブラジルが敗れ優勝を逃した時(マラカナンの悲劇)も世間の喧騒を他所に釣りへ出かけており、この試合を観ていなかったという〔。また、ガリンシャのプレーを観た者がその実力を認め、自らのクラブでプレーするように勧誘したり、リオデジャネイロを本拠地とするビッグクラブの入団テストを受けるように勧めていたが、本人は乗り気ではなく、ある時はスパイクを忘れたためにテストを追い返されたり、「帰りの列車に間に合わなくなるから」と途中で帰宅してしまうこともあった〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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