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マハートマー書簡 : ミニ英和和英辞書
マハートマー書簡[まはーとまーしょかん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [しょ]
 【名詞】 1. penmanship 2. handwriting 3. calligraphy (esp. Chinese)
書簡 : [しょかん]
 【名詞】 1. letter 2. note 3. epistle 4. correspondence 

マハートマー書簡 : ウィキペディア日本語版
マハートマー書簡[まはーとまーしょかん]

マハートマー書簡マハトマ書簡 () とは、神智学協会に始まる近現代の神智学運動において、「大師」または「マハートマー」と呼ばれる霊的指導者から授かったと主張される手紙である。
近代神智学の創始者ヘレナ・P・ブラヴァツキー(通称ブラヴァツキー夫人、以下ブラヴァツキーと記す)は、ヒマラヤの奥、またはチベットシガツェに住まう大師方と通信することができると主張した。また、大師方はブラヴァツキー以外の人間にも手紙を送ることがあるとされ、インドでのブラヴァツキーの弟子は(ブラヴァツキーの仲介から始まった)マハートマーとの通信に与った。マハートマーからの手紙の出現の仕方はさまざまであったが、いつの間にか枕の下や机の上に置かれているというケースが多かった。また、ブラヴァツキーは天井から手紙が落ちてくるという「奇跡」も演じた。
==神智学におけるマハートマー==
マハートマー(mahātmā)は「偉大な魂」を意味するサンスクリット語である。神智学では、人類の霊的進化を企図する導師たちがいるとされ、かれらをマハートマーまたは大師と呼ぶ(この場合の「大師」は もしくは の訳語)。ブラヴァツキーがインドで活動していた時期には、主なマハートマーはモリヤクートフーミヒラリオン、マハーチョーハンなどであり、かれらはチベットに住んでいるとされた。やがて大師という概念はブラヴァツキーを離れて独り歩きし始め、ブラヴァツキーが意図した以上の神秘的様相を帯びるようになった。古代の叡智を守り伝えるというマハートマーは、秘密結社グレート・ホワイト・ブラザーフッド(大白色同胞団)に属し、大賢者としてゴータマ(釈迦)から伝わる大宇宙の秘儀に通じているとされ、神智学の教義の拡張(ネオ神智学)にしたがってイエス・キリストやマイトレーヤ(弥勒)も大師とされた(イエス大師マイトレーヤ (神智学))。は、大師方の本拠地はゴビ砂漠シャンバラにあるとした。
神智学の歴史を研究しているK・ポール・ジョンソンは、ブラヴァツキーの大師たちは実際には霊的に卓越した超人などではなく、同時代の実在の人物であろうと考えている。その説によると、エル・モリヤはカシミール藩王ランビール・シング、クートフーミは当時のシク教の指導者の一人であったタカール・シング・サンダンワリアのことであったと想定され、いずれもブラヴァツキーのインドでの活動を支持していた人物であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マハートマー書簡」の詳細全文を読む




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