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マハーマーユーリー : ミニ英和和英辞書
マハーマーユーリー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

マハーマーユーリー ( リダイレクト:孔雀明王 ) : ウィキペディア日本語版
孔雀明王[くじゃくみょうおう]

孔雀明王(くじゃくみょうおう)は、仏教の信仰対象であり、密教特有の尊格である明王の1つ。
衆生を利益する徳を表すとされる。
== 概要 ==
元来はインドの女神マハーマーユーリー(महामायूरी Mahāmāyūrī)で、パーンチャ・ラクシャー(五守護女神)の一柱。
マハーマーユーリーは「偉大な孔雀」の意。摩訶摩瑜利(まかまゆり)、孔雀仏母、孔雀王母菩薩、金色孔雀王とも呼ばれる。憤怒の相が特徴である明王のなかで唯一、慈悲を表した菩薩形をもつ。孔雀の上に乗り、一面四臂の姿で表されることが多い。4本の手にはそれぞれ倶縁果、吉祥果、蓮華、孔雀の尾を持つ。なお、京都・仁和寺の画像(北宋時代、国宝)のように三面六臂に表された像もある。
孔雀は害虫コブラなどの毒蛇を食べることから孔雀明王は「人々の災厄や苦痛を取り除く功徳」があるとされ信仰の対象となった。後年になると孔雀明王は毒を持つ生物を食べる=人間の煩悩の象徴である三毒(貪り・嗔り・痴行)を喰らって仏道に成就せしめる功徳がある仏という解釈が一般的になり、魔を喰らうことから大護摩に際して除魔法に孔雀明王の真言を唱える宗派も多い。また雨を予知する能力があるとされ祈雨法(雨乞い)にも用いられた。
孔雀明王を本尊とした密教呪法は孔雀経法とよばれる。真言密教において孔雀経法による祈願は鎮護国家の大法とされ最も重要視された。
経典:大孔雀明王経(仏母大孔雀明王経)、大孔雀明王画像壇場儀軌
『仏母大孔雀明王経』について渡辺照宏によれば「仏母 明王」とは「明妃」(ヴィヤー・ラージニー 明王の女性形)の別訳で本来は陀羅尼(ダーラニー 女性名詞)であったという。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「孔雀明王」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mahamayuri 」があります。




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