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マハー・シヴァラートリー(英語:Maha Shivratri、Sivaratri、「偉大なシヴァの夜」の意)はヒンドゥー教の祭りである。 == 概要 == マハー・シヴァラートリーはシヴァ神の威光を称え毎年開かれている。単にシヴァラートリーと呼ばれることもあるが、厳密には年に12回催されるシヴァラートリーのうちで最も神聖な日取りに執り行われるものがマハー・シヴァラートリーと呼ばれる。 日取りは太陰暦に基づき、ファルグン(Phalguna)のクリシュナ・パクシャ(Krishna Paksha)、チャトルダシ(Chaturdashi)に執り行われ〔パクシャはひと月の半分の単位、満ちた月が欠けるまでの期間。すなわちクリシュナ・パクシャは月の後半にあたる。チャトルダシは各パクシャの14日目。アマヴァシャ方式(Amavasya-ant month calculation)で言えばマグハ(Magha、11番目の月)のクリシュナ・パクシャ(Krishna Paksha)チャトルダシ(Chaturdashi、14日目)にあたる。プールニマ方式(Poornima-ant month calculation)で言えばファルグン(Phalguna、12番目の月)に相当する。ネパール、ベンガルの暦では(Falgun)となり11番目の月となる。〕、これはグレゴリオ暦の2月か3月にあたる。この日はシヴァがパールヴァティと結婚した日とされており、シヴァとシャクティの習合を物語る行事と見ることができる。2015年は2月17日、2016年は3月7日に予定されている。 この日、信者達はアエグレ・マルメロス(Aegle marmelos、Bael)の葉をシヴァに捧げ、不眠断食を行う。そして一日中「オーム・ナマ・シヴァーヤ(Om Namah Shivaya)」とシヴァ神への賛歌、すなわちパンチャクシャラ・マントラ(Panchakshara mantra)を唱える。聖典と教義の定めるところにより懺悔(あるいは自己を悔い改めるための行〔"penances are performed in order to..." 両義に取れる。〕)が行われ、これは ヨーガ、瞑想の実践による恩恵を引き出し、確実かつ迅速に崇高な徳を得る〔"to reach life's highest good steadily and swiftly" ここはもっと別な、ヒンドゥー教的な言い回しがありそうな気がします。〕ための一助となる。 この日は北半球の星の並びが良い作用を及ぼし、人々は容易に精神の力を高めることができるとされている。そのためマハー・ムリチュンジャヤ・マントラ(Mahamrityunjaya Mantra)などのような古代より伝わるサンスクリットのマントラによる効力が極めて高まる日でもある。 ネパールでは世界中から何百万人ものヒンドゥー教徒がパシュパティナートに集まる。同様にネパールの有名なシヴァ・シャクティ・ピーサに数千人が訪れる〔"at the famous Shiva Shakti Peetham of Nepal" Shiva Shakti Peethaは一般的な語としてはシヴァとシャクティが祭られる場所。冠詞を伴っているがどこを指しているのかは読み取れない。〕。 トリニダード・トバゴでは国内の400を越えるヒンドゥー寺院で数千人の信者がマハー・シヴァラートリーを祝う。ミルク、ヨーグルト、花、サトウキビ、菓子を混ぜたジャル(jhalls)と呼ばれるものが供物としてシヴァに捧げられる。 マハー・シヴァラートリーではニシタ・カラ(Nishita Kala)〔一日を13等分した8番目の48分、すなわち8番目のMuhurta。〕がシヴァ・プージャ(礼拝)を執り行う上で最も理想的な時間帯とされている。シヴァ神がリンガの形を借りて地上に顕現した時間だとされており、最も縁起の良いリンゴドバーヴァ・プージャ(Lingodbhava Puja)が執り行われる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マハー・シヴァラートリー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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