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マビノギオン : ウィキペディア日本語版
マビノギオン
マビノギオン(Mabinogion)は、中世のウェールズ語写本より収集した物語を収録した書物ウェールズの神話・伝承を今に伝えるマビノギ四枝のほか、アーサー王伝説のバリエーションとなる話も含まれている。19世紀イギリスの文学者シャーロット・ゲストの英訳によって一般に知られるようになった。
==名前==
「マビノギオン」という表記は1765年のWilliam Owen Pugheの''Cambrian Register''における『''The Mabinogion, or Juvenile Amusements, being Ancient Welsh Romances''(マビノギオン、もしくは古代ウェールズのロマンスによる少年少女の娯楽)』が初出である。その後、シャーロット・ゲストによりマビノギ四枝を含む二冊の写本から訳出された散文集のタイトルに採用され、その後も同書の題名として定着するに至った。だがマビノギオンという記述は、たしかに写本中のマビノギ四枝の最初の話の末尾に登場するが、いまでは写字生のミスで、本来は「マビノギ」とするべきであったという見方が一般的である。現に、残りの三つの話ではすべてマビノギと表記されている。
マビノギはマビノギ四枝のみを指す言葉であり、古来の伝統に由来する言葉だと推測される、というのが現時点での正確な意見である。マビノギ四枝はすべて"''thus ends this branch of the Mabinogi''"(マビノギのこの枝はここでお終い)という定型句で終わっており、これが「マビノギ四枝」の名前の由来となっている。
マビノギという言葉自体については、ウェールズ語で少年を意味するmabと関連していることは確かであるが、正確な意味はよく分かっていない。しかしながら、エリック・P・ハンプは、マビノギの語源はケルトの神Maponos(神聖なる子)で、Maponosにちなむものを元々マビノギと呼んでいたという見方を提案した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マビノギオン」の詳細全文を読む




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