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マブタシマアジ属[まぶたしまあじぞく]
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マブタシマアジ属[まぶたしまあじぞく]
マブタシマアジ属(''Alepes'')は、アジ科に属し熱帯の海に住む現存5種を含む属である。体は楕円形で、インド洋と西太平洋の沿岸域でみられる。 ==分類== マブタシマアジ属には、現存の5種と絶滅した1種が含まれ、スズキ目スズキ亜目アジ科に属している。また近年の分子系統学の研究の結果本属はアジ亜科に属するとされた〔 〕。多くの研究によって本属がマアジ属(''Trachurus'')、メアジ属(''Selar'')、ムロアジ属(''Decapterus'')の祖先であり、ギンガメアジ属(''Caranx'')などのアジ亜科のより大型の魚にも近縁であることが示唆されている。 マブタシマアジ属はイギリスの博物学者、ウィリアム・ジョン・スウェインソンによって1839年に作られた。本属は当初は彼が記載した新種''Trachinus melanoptera''を収容するために作られた''Trachinus''属の亜属として提唱されたものであった。しかし、''Trachinus''という名はトラキヌス科(スズキ目ワニギス亜目)に含まれる属名として既に使われていたため無効となった。そのため本属に移動された''A. melanoptera''が本属のタイプ種となった。現在本属に属している他の種はいずれも直接本属に分類されたのではなく、他の、しばしば遠縁の属から移動されたものである。これらの種の多くは多数の後行シノニムをもつ。属名の''Alepes''はギリシャ語で「鱗の無い」という意味の単語、"''alepis''"に由来する。 1種の化石種''Alepes pin'' (Bannikov, 1985)が本属に分類されている。この種はクリミア州東部の中新世の地層から発見された。この地域はかつてヨーロッパまで広がっていたインド洋の一部であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マブタシマアジ属」の詳細全文を読む
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