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マヨン山[まよんさん]
マヨン山(マヨンさん、)はフィリピン共和国のルソン島南部、ビコル地方アルバイ州にある成層火山である。標高は2,463m。一帯はマヨン山国立公園に指定されている。 == 概要 == 「マヨン」とは、ビコル地方の言葉で「美しい」という意味を持つ「マガヨン」に由来すると言われており、山体は非常に整った円錐形をしている。これは、富士山等と違って山腹に噴火口が無く、常に山頂からしか噴火しないためである。地元では富士山よりも美しいといわれており、かつて日系人移民からは「ルソン富士」と呼ばれていた。本火山はフィリピンで最も活動的な火山であるが、これはフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界に位置しマグマの形成が盛んな場所にあるためである。 過去に何度も噴火によって死傷者を出し、現在ではハザードマップが作成され、火砕流などの恐れのある場所は土地の利用規制が行われているが、現地は貧しく、危険地帯として指定された場所で耕作せざるを得ない状況がある。 山体はレガスピ市等の複数の基礎自治体に跨る。このレガスピ市と千葉県銚子市は姉妹都市であり、銚子市の犬吠埼近くに立つ「日比友愛の碑」はマヨン山の方向に向けて建てられている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マヨン山」の詳細全文を読む
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