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マラティア
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マラティア ( リダイレクト:マラティヤ ) : ウィキペディア日本語版 | マラティヤ
マラティヤ(マラトヤ、; ヒッタイト語:''Melid''; ; クルド語: Meleti; )はトルコ中部東アナトリア地方の都市で、マラティヤ県の県都。ユーフラテス川上流部の西岸に広がる標高950mの平原上に位置するアナトリア高原の古都で、ヒッタイト帝国以来の歴史を持つ。人口は2009年国勢調査で411,181人〔トルコ統計局 〕。 == 名称と概要 == ヒッタイト時代の記録にはメリド(Melid)という都市の名が登場しており、これが現在のマラティヤにつながっている。ヒッタイト語でメリドとは、この地の主産品であったハチミツを意味した。マラティヤとバッタルガーズィー(Battalgazi)との市境に近いアルスラーンテペ(Arslantepe)という集落にある遺跡がメリドの旧跡と推定されている。メリドの衰退後この地に新たな町が作られ、ローマ帝国時代にはメリテネ(Melitene)というラテン語名で知られた。 ローマ帝国から東ローマ帝国を経てオスマン帝国までの時期にかけてのメリテネ/マラティヤの市街地は、マラティヤの20km離れた隣町バッタルガージーにあった。しかし19世紀以降、現在のマラティヤ市街地の場所へと人口や都市機能が移転し、古くからのマラティヤの町は「エスキマラティヤ」(Eskimalatya、旧マラティヤ)と呼ばれるようになった。現在、旧マラティヤの町は8世紀のムスリム戦士シディ・バッタル・ガーズィーにちなんでバッタルガーズィーと改名されている。
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Malatya 」があります。
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