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マラボ (Malabo) は、ギニア湾に浮かぶビオコ島に位置する、赤道ギニアの首都〔Malabo-Islamic Finder ,2012年1月18日閲覧。〕〔各国・地域情勢(基礎情報)-赤道ギニア共和国(日本国外務省ウェブサイト) ,2012年1月18日閲覧。〕。同島北部の沿岸部に位置し、人口は1995年時点で3万人であったが、後述する石油ブームによりは20万人近くに増加したとされる。大陸に国土を有しながら、島に首都があるのはマラボとデンマークのコペンハーゲンのみである。 == 歴史 == === 都市形成 === 1827年、スペインよりこの地を貸し与えられたイギリス人によりポート・クレランスと名付けられ、海軍基地や奴隷貿易の取り締まり拠点となっていた。解放奴隷には現在のシエラレオネの首都フリータウンへの移住権が与えられていたが、ギニア湾東部で解放奴隷となった人々はこぞってポート・クレランスに居住し、次第に都市が築き上げられていった。 やがてビオコ島の統治権がスペインに戻ると、ポート・クレランスはサンタ・イサベルと改称された。1968年10月12日ビオコ島は大陸部のムビニと共に赤道ギニア共和国として独立、1969年には首都機能がムビニの最大都市バタからサンタ・イサベルに移された。マシアス・ンゲマ初代大統領が進める改名運動に基づき、1973年現在の名称であるマラボとなった。この改名運動とは、植民地統治下で名付けられたヨーロッパ式の名称を、アフリカ式の名称に戻す、というものであり、マシアス・ンゲマが進めた重要政策の1つであった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マラボ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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