|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 連 : [むらじ, れん] 【名詞】 1. party 2. company 3. group ・ 連合 : [れんごう] 1. (n,vs) union 2. alliance ・ 合 : [ごう] 【名詞】 1. go (approx. 0.18l or 0.33m)
マラヤ連合(マラヤれんごう、Malayan Union)は、英領マラヤと海峡植民地(シンガポールは除く)による連合。イギリスの直轄支配下におかれた。1946年4月1日に発足。1948年よりマラヤ連邦へと移行した。 ==歴史== マラヤ連合の構想は、第二次世界大戦中の1943年にイギリスが作成していた。この構想では華人中心のシンガポールをムラユ人(マレー人)地域から分離させ、イギリスの海軍拠点とする戦略が示されていた。また、この構想では各州のスルタンの権限を制限し、民族の差異無く市民権を与えることになった。そのため、第二次世界大戦終結後の1945年10月にこの構想が示されると、ムラユ人の反発が引き起こされた。(民族の差異無く市民権を与えることは、将来的に増加する華人にとって有利であり、ムラユ人の権利侵害につながると考えられた。) 1946年4月1日、マラヤ連合は発足した。首都はクアラルンプールにおかれた。マラヤ連合の市民権は民族の区別無く平等に与えられ、市民権付与の条件としては、出生地主義の原則がとられた。スルタンの権限は縮小され、イギリスによる統制が強まった。しかし、ムラユ人の強い反発から、1948年にスルタンの権限を回復させ、マラヤ連邦への移行を余儀なくされた。マラヤ連邦では華人の市民権獲得は困難になった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マラヤ連合」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|