翻訳と辞書
Words near each other
・ マリア2 受胎告知の謎
・ マリア2世
・ マリア2世 (ポルトガル女王)
・ マリア2世国立劇場
・ マリアさまが見てる
・ マリアさまのこころ
・ マリアっぽいの!
・ マリアによる福音書
・ マリアに殺される
・ マリアのように抱きしめてくれ
マリアの子ども
・ マリアの宣教者フランシスコ修道会
・ マリアの恋人
・ マリアの本
・ マリアの歌
・ マリアの泉
・ マリアの爪痕
・ マリアの福音書
・ マリアの讃歌
・ マリアの賛歌


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

マリアの子ども : ミニ英和和英辞書
マリアの子ども[- こども]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)
子ども : [こども]
 【名詞】 1. child 2. children

マリアの子ども : ウィキペディア日本語版
マリアの子ども[- こども]
マリアの子ども(- こども、、KHM3)はグリム童話のひとつ。「マリーエンキント」とも呼ばれている。
== あらすじ ==
ある貧しい家庭に生まれた女の子は、その生活苦から3歳の時に聖母マリアに引き取られ、天国で幸せな生活をおくるようになった。
女の子が14歳になったある日、マリアは「旅に出るから鍵束を預かって欲しい。ただし、13番目の扉を開けてはならない」と女の子に言いつけるが、女の子は周りの天使が止めるのを聞かず、独りになった隙に13番目の扉を開ける。
旅から戻ったマリアは、女の子が13番目の扉を開けたことに気づくが、女の子は「開けていません」と頑なに言い張る。マリアは女の子に対して「言いつけを聞かなかったばかりか、嘘をついたお前はもう天国にいる資格は無い」として、女の子を口がきけないようにして下界の荒野に落とす。
口もきけず、身よりも無い女の子は、天国を思い出しながら木の洞で泣き暮らす。しかし数年後、通りかかったその国の王子に拾われ、結婚することになる。
お后となった女の子は一年後、子供をもうける。その晩、お后のもとにマリアが姿を現し「本当にあの13番目の扉を開けていないね」と尋ねる。お后はまたしても「開けていません」と嘘をつく。マリアは罰として、子供を天国に連れ去る。翌朝、子供がいないので王の相談役たちは「王妃が子供を飲んでしまったのだ」と裁判を申し立てるが、妻を愛している王は応じない。
また一年後、子供が生まれた晩に、マリアが現れる。「扉を開けていないね」と尋ねられるが、またしても嘘をついたため、再度子供を連れ去られてしまう。相談役たちは、「王妃は人食いだ」と言い立てるが、王は耳を貸さない。
しかしそのまた一年後、子供が生まれた晩に、マリアが現れる。マリアはこれまでに連れ去った2人を見せ、「扉を開けたと正直に言えば、この子達を返してあげよう」と言うが、お后は「開けていません」と言い張ったため、3人目の子も連れ去られる。「王妃は人食いだ」という噂が国中に広まり、いよいよ庇いきれなくなった王は、お后に真相を尋ねる。しかし、お后は口がきけないため何も語らない。お后は裁判にかけられ、火刑に処されることに決まった。
火刑の炎が燃え上がったとき、お后は「せめて死ぬ前に、私が開けたと白状できたらどんなに嬉しいだろう」と思うと、急に口がきけるようになる。そして「私が13番目の扉を開けました」と自白したその時、ひと筋の光が差し、火刑の炎が消えた。
マリアはお后に「罪を悔いて懺悔する者は誰でも赦される」と言って子供を返したうえ、一生の幸せを授けた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マリアの子ども」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.