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マリンパーク境ガ浜(マリンパークさかいがはま)は、広島県尾道市浦崎町と沼隈郡沼隈町(現在の福山市沼隈町)にまたがる地域にかつて存在していた総合リゾート施設である〔。水族館などは1999年に閉鎖され、2015年現在は境ガ浜マリーナとして、リゾートホテル「ベラビスタ境ガ浜」の付属施設として運営されている。 == 概要 == 1980年代に中国地方で幾つか計画されたマリンリゾート開発の一つで、これに1987年総合保養地域整備法(リゾート法)施行後計画された”瀬戸内中央リゾート構想”の一つとして整備が進んだマリンリゾート施設である。1989年4月、海と島の博覧会にあわせてに開場〔。元々この地は名前もない砂浜で、沼隈郡と尾道市の境にある浜から「境ガ浜」の名が付いた〔。尾道市や沼隈町、常石造船、通産省の外郭団体の産業基盤整備資金などの出資で設立した第三セクター・瀬戸内海中部開発が運営した〔〔。常石造船は、資本金2億5000万のうち8300万円を出資し、施設の内の人工島・フローティングアイランド部分を経営したが〔、陸上部分の施設と客船は同じ常石の「境が浜マリンアンドクルーズ」が運営した〔。尾道市と沼隈町は3000万ずつ、産業基盤整備基金は6000万出資した〔マリンパーク境ガ浜 経営不振で閉鎖検討 尾道市など出資の三セク 初の赤字転落 中国新聞 1998.08.06 中国朝刊 朝三 写有 (全1,013字)〕。 約5200m²の人工島・フローティングアイランドは、海に浮かぶギリシャ・パルテノン神殿をイメージして常石造船で造られ、夜間はライトアップされた。水族館を中心に、人工海浜・マリーナと入場口のある管理棟(センターハウス)にフィシャーマンズワーフと貝博物館等からなる。マリーナと水族館を結ぶ桟橋には大砲を積んだ帆船(美術館として機能)が係留され、大型船「サウンズ・オブ・セト」でのクルージングも楽しめた〔。以前からこの地の高台にあった常石グループのリゾートホテル「ベラビスタ境ガ浜」や、のちに近くにできたアンクル船長の館、自動車で10分程度のところにあるみろくの里も含めて、すべて常石造船関連の総合リゾート施設だった。常石造船ではグループの「ツネイシリサーチアンドデベロップメント」が担当した〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マリンパーク境ガ浜」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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