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マリー・ド・ギーズ : ミニ英和和英辞書
マリー・ド・ギーズ[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

マリー・ド・ギーズ ( リダイレクト:メアリ・オブ・ギーズ ) : ウィキペディア日本語版
メアリ・オブ・ギーズ[ちょうおん]

マリー・ド・ギーズまたはメアリー・オブ・ギーズMarie de Guise, Mary of Guise1515年11月22日 - 1560年6月11日)は、スコットランド国王ジェームズ5世の妃、女王メアリー・ステュアートの母。
フランスの大貴族ギーズ家の出身で、初代ギーズ公クロードの長女。母アントワネット・ド・ブルボンブルボン家傍系のヴァンドーム伯フランソワの娘でブルボン朝初代の王アンリ4世の大叔母に当たる。ギーズ公フランソワ、ロレーヌ枢機卿シャルル、オマール公クロード2世、エルブフ侯ルネ2世は弟である。マリー・ド・ロレーヌ(Marie de Lorraine)とも呼ばれる。
==生涯==

===ジェームズ5世との再婚、メアリー・ステュアートの誕生===

はじめ、1534年にロングヴィル公ルイ・ドルレアンに嫁いだが、1537年に夫が死去したため、同じく妻マデリン・オブ・ヴァロワを亡くしたスコットランド王ジェームズ5世と、1538年の6月10日に22歳で再婚。マリーの2人の弟、ギーズ公フランソワとロレーヌ枢機卿シャルルは、フランス宮廷で絶大なる権力を握っていた。
彼女は美人というわけではなかったが、体格ががっしりしていて子供を多く期待できるという事で、ジェームズ5世の再婚相手として選ばれた。フランス王フランソワ1世の娘でジェームズ5世の前妻マデリンは体が弱く、1537年1月に嫁いだが7月に死去してしまっていた。しかしマリーには前夫との間に3歳になる息子フランソワがいたが、幼い我が子をフランスに残していかなければならなかった。
ジェームズ5世と結婚し、スコットランド王妃になったものの、既に彼には長年の恋人であった、スコットランド有力貴族の娘マーガレット・ダグラスとの息子ジェームズ・ステュアート(後のマリ伯)や、他多くの愛人との間の私生児達がおり、幸せな結婚生活ではなかった。マリーは母のアントワネット・ド・ブルボンに、手紙で募る里心を訴えた。また、多くの手紙で病弱な幼い息子フランソワの安否を尋ねた。フランソワは、毎年糸で自分の背丈を測って母に送った。また1539年には、結婚18ヶ月になってもまだ、ジェームズ5世と母の間に子供が恵まれないのを知って、「義父上によろしく、そのうち王妃に小さな弟をあげてください」という手紙を送った。1547年には、ピンキ・クローの戦いが起きたため、自分は母を救出しに行くための稽古をしていると手紙に書き、1548年にも、彼は自分は母を助けに行ける者だという事を証明するために、フランソワ1世に負けないくらい狩に出かけているという手紙を送った。
1542年12月8日、王女メアリー・ステュアートが誕生した。この年に起きたソルウェイ・モスの戦いでジェームズ5世が死去し、王の遺言状通り、ステュアート家の一族である第2代アラン伯ジェームズ・ハミルトンが摂政となった。1543年7月1日、イングランドの圧力により、ヘンリー8世の息子エドワード(後のイングランド王エドワード6世)とメアリーとの婚約が決められた。1545年には、アラン伯の政治手腕が疑問視され始め、マリーが摂政となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「メアリ・オブ・ギーズ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mary of Guise 」があります。




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