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マルガタクワガタ属(''Colophon'')は、クワガタムシ科を分類する約100属のうちの1属である。 雄の大顎が特徴的な種類が目立つ。現在、16種1亜種が確認されている。 ==特徴== *後翅がなく飛翔能力を失っていることが大きな特徴である。移動能力の小さい他の陸上生物と同様、一般的に生息地の距離が近い種類同士ほど近縁であると考えられている。 *体長は15mm-35mmとかなり小型だが、丸っこい形がかわいらしい。頭部が小さく厚みのある体型は、南米に分布するチリクワガタ属やオセアニアに分布するキンイロクワガタ属等との類縁関係を窺わせ、本属がゴンドワナ大陸起源の祖先を持つことを示唆している。 *交尾器は左右対称な種類と非対称な種類とがある。 *分布は南アフリカに限られ、標高の高い限られた地域にしか生息しないため、保護生物に登録、一切の採集、国外流失を禁止、2000年9月には本属すべてが輸入の際は保護を行う原産国の輸入許可証が必要となるワシントン条約Ⅲ類附属書Ⅲに指定された。 *幼虫は土食、成虫は徘徊性で、一般的なクワガタムシの生態とは大きく異なる。但し、前述のとおり採集が禁止されていることもあり、詳しい生態は明らかになっていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「マルガタクワガタ属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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