翻訳と辞書
Words near each other
・ マルクス・ヴァレンベリ賞
・ マルクス・ヴァンハラ
・ マルクス・ヴィプサニウス・アグリッパ
・ マルクス・ヴィプサニウス・アグリッパ・ポストゥムス
・ マルクス・ヴィンケルホック
・ マルクス・ヴェルバ
・ マルクス・ヴォルフ
・ マルクス一番乗り
・ マルクス主義
・ マルクス主義 (雑誌)
マルクス主義と文芸批評
・ マルクス主義フェミニズム
・ マルクス主義労働者同盟
・ マルクス主義同志会
・ マルクス主義国際関係論
・ マルクス主義学生同盟
・ マルクス主義批判
・ マルクス主義歴史学
・ マルクス主義的美学
・ マルクス主義者


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

マルクス主義と文芸批評 : ミニ英和和英辞書
マルクス主義と文芸批評[まるくすしゅぎとぶんげいひひょう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

マルクス主義 : [まるくすしゅぎ]
 【名詞】 1. Marxism 
: [ぬし, おも]
 【名詞】 1. owner 2. master 3. lover 4. god 
主義 : [しゅぎ]
 【名詞】 1. doctrine 2. rule 3. principle 
: [ぎ]
 【名詞】 1. justice 2. righteousness 3. morality 4. honour 5. honor 
: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 
文芸 : [ぶんげい]
 【名詞】 1. literature 2. art and literature 3. belles-lettres 
文芸批評 : [ぶんげいひひょう]
 【名詞】 1. literary criticism 2. book review
: [げい]
 【名詞】 1. art 2. accomplishment 3. performance 
批評 : [ひひょう]
  1. (n,vs) criticism 2. review 3. commentary 
: [ひょう, こおり]
  1. (n,n-suf) (abbr) criticism 2. commentary 3. a council 

マルクス主義と文芸批評 : ウィキペディア日本語版
マルクス主義と文芸批評[まるくすしゅぎとぶんげいひひょう]
マルクス主義と文芸批評』とは1976年にイギリスの文学研究者テリー・イーグルトンにより発表された研究である。
1934年にイギリスに生まれたイーグルトンはオックスフォード大学で教鞭をとる研究者であり、現代におけるマルクス主義の立場にある文学批評家である。1976年には『文芸批評とイデオロギー』、1981年には『ワルター・ベンヤミン』、1983年に『文学とは何か』を次々と発表しており、本書はイーグルトンの初期の研究である。イーグルトンはマルクス主義の理論が搾取から人間が解放されようとする階級闘争の物語を基礎付けていると考えながら、本書では歴史、形式、政治、作家という四つの観点に基づいて文学を分析している。
イーグルトンは文学批評の目標を歴史上の生産物として文学を把握することだと捉える。したがって歴史観は文学批評の問題となりうるものである。マルクス主義の歴史観では社会は下部構造と上部構造から構成されており、経済的な条件で構成された下部構造によって政治やイデオロギーを含む上部構造が成立していると見なす。芸術も上部構造の一部であるものの、イーグルトンは芸術には一定の自律性があることも認めている。つまり芸術は同じく上部構造であるイデオロギーと関連しているものの独自の方法で発展してきた。同様に文学にも自律性はあり、特に文学の形式には高度な自律性があると主張している。この主張はイーグルトンは文学を形式と内容がともに相容れないものでありながらも弁証法的な関係として発展してきたという見解によって基礎付けられている。そしてイーグルトンは作家とは芸術というある種の商品を生産する経済的実践者であり、革命的な芸術家は既存の生産力を変革しなければならないと考える。
==書誌==

*イーグルトン『マルクス主義と文芸批評』国書刊行会、1987年



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マルクス主義と文芸批評」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.