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マルグレ・ヌー ( リダイレクト:マルグレ=ヌー ) : ウィキペディア日本語版
マルグレ=ヌー[ちょうおん]
マルグレ=ヌーフランス語:Malgré-nous)は、第二次世界大戦中にナチス・ドイツによって徴兵されたアルザス人モーゼル人の男性を指す名称。ドイツの正規軍であるドイツ国防軍陸軍海軍)、空軍、および親衛隊(SS)の軍事部門である武装親衛隊(武装SS)に配属されていた者を指す。マルグレ=ヌーとは『自らの意志に反して』を意味する。
ベルギー東部のカントンアルロン地方、ルクセンブルクアルザス=ロレーヌといった1940年以降ナチス・ドイツに占領された地域で同様の問題となっている。
第二次世界大戦中に補助兵役(Kriegshilfsdienst)として国家労働奉仕団やドイツ国防軍に徴集されたアルザスとモーゼル出身の女性は、『マルグレ=エル』(Malgré-elles)という。
== 発祥 ==
マルグレ=ヌーの名称が現れたのは第一次世界大戦後である。第一次世界大戦のアルザス=ロレーヌの退役兵団体は自らの苦労したという事実を強調するため、フランスに対するドイツ軍のマルグレ=ウー(malgré eux、1871年以降のアルザス=ロレーヌはドイツ領であった)という名称を用いた〔Pierre Schlund, ''Souvenirs de guerre d'un Alsacien'', Éditions Mille et une vies, 2011, 〕〔Paul Durand, ''En passant par la Lorraine; gens et choses de chez nous 1900-1945'', Éditions Le Lorrain, 1945, pp.131-132〕 。1914年8月、アルザスとモーゼルの18000人がフランス軍従軍を志願し、38万人はドイツ帝国ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世に仕えなければならなかった〔Bon nombre d'« optants » alsaciens et lorrains avaient dès 1871 choisi l'exil pour se soustraire à l'autorité allemande.〕〔380000 soldats Alsaciens-Lorrains, répondant à un ordre de mobilisation, servirent l'Empire allemand jusqu'à la fin de la guerre, souvent jusqu'à l'ultime sacrifice, même si des incidents disciplinaires furent rapportés par la hiérarchie allemande sans aller toutefois jusqu'aux mutineries comme dans l'armée française en 1917.〕〔1914-18 : la Grande Guerre sur memorial-alsace-moselle.com , consulté le 29 mai 2011.〕。問題は1940年の時と根本的に異なる。ナチス・ドイツによるフランス3県の事実上の併合は、国際法上で批准されたものでなかったからである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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