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マルチカム(''MultiCam'')はアメリカ陸軍などで採用されている迷彩(カモフラージュ)パターン。 == 概要 == クライ・プレシジョン(Crye Precision)社により開発された迷彩パターンであり、さまざまな地形に対応できる万能性を特徴としている。2000年代初頭に、アメリカ陸軍のACU用迷彩パターンの選定に参加したが、UCPに敗北したため採用されることは無かった。 ※日本国内ではCRYEを「クレイ」と発音する事が定着しているがこれは誤りであり、正しくは「クライ」と発音する。 その後は民生用として販売が行われていたが、軍隊に本格的に採用されることは無く、アメリカ軍のフューチャー・フォース・ウォーリア計画や麻薬取締局の特殊部隊、民間軍事会社などが採用しただけであったが、当のUCPが軍内から不評であったことから、2010年になってアメリカ陸軍に色彩を改良したものが採用された(アフガニスタンで展開されていた不朽の自由作戦で採用されたことから、Operation Enduring Freedom Camouflage Pattern=OEFCPと呼称)他、イギリス陸軍(迷彩パターンを変更)、グルジア陸軍がマルチカムを採用した。〔http://www.blackwaterusa.com/btw2004/articles/1101frank.html〕 マルチカムは基調色を茶色から明るいカーキ色とライムグリーンのグラデーションとし、斑点は緑と黄緑のグラデーションと明るいピンク色のものを均等に配している。これにより、見る角度によって緑にも見えたり茶色にも見えたりする上、斑点によって基調色が分断されて見える。垂直に配された斑点は草や木立、基調色のグラデーションは水平方向の模様を醸して裸地・草原・水面を偽装している。配色や模様のみならず、クライ社純正の生地は可視光・赤外光の反射率や吸収率までが草原や土壌と同程度になるように作られており、その効果がクライ社のサイトで誇示されている。 Image:Multicam pattern.jpg|グラデーションを配する迷彩は珍しい(米軍採用型ではなく初期のもの) File:MultiCam-trans.jpg|マルチカム(OCP)を採用したACU File:Future Force Warrior 2007.jpg|フューチャー・フォース・ウォーリア計画で使用されたマルチカム File:Burning hashish seized in Operation Albatross.jpg|押収したハシシを焼却するDEAの特殊部隊 File:Army mil-54118-2009-10-27-091030big.jpg|行軍中のアメリカ陸軍兵士 File:U.S. Army firefight in Kunar.jpg|アフガニスタンにて敵と交戦中のアメリカ陸軍兵士 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マルチカム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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