翻訳と辞書
Words near each other
・ マルチネレコーズ
・ マルチネ・レコーズ
・ マルチノッティ細胞
・ マルチハザード
・ マルチバイト
・ マルチバイトドメイン
・ マルチバイト文字
・ マルチバイブレータ
・ マルチバス
・ マルチバック
マルチバリュー
・ マルチバルブ
・ マルチバース
・ マルチバース (TRPG)
・ マルチパス
・ マルチパス乾燥方式
・ マルチパック
・ マルチパラダイム
・ マルチパラダイムプログラミング言語
・ マルチパン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

マルチバリュー : ミニ英和和英辞書
マルチバリュー[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

マルチバリュー : ウィキペディア日本語版
マルチバリュー[ちょうおん]
マルチバリューは、NoSQLの一種で多次元のデータベースである。もともとはPick Operating Systemとして開発されたデータベースで、PICKの同義語と捉えられている。
マルチバリューの商用データベース製品は、ロケット・ソフトウェア、Zumasys、Revelation、Ladybridge、InterSystemsNorthgate Information Solutions、ONgroupやその他の会社から提供されている。これらのデータベースは、すべての属性が一つの値のみを持つのではなく、値のリストを持てる属性をサポートしているという点において、リレーショナルデータベースとは異なる。データモデルは実際にはリレーショナルモデルよりも前からあるが、ポスト・リレーショナルデータベースの一種としてMUMPSに分類される。SQLデータベース管理システムツールと違って、ほとんどのマルチバリュー・データベースは、SQLを使ってあるいはSQLを使わずにアクセスできる。
==歴史==
Don Nelsonは、マルチバリューデータモデルを1960年代の初めから中ごろにデザインした。Dick Pickは、TRWの開発者として、1965年にUSの陸軍のために、このモデルをはじめて実装した。軍用に書かれたものだったので、Pickはこのソフトウェアがパブリック・ドメインになると考えた。これが、はじめて裁判所によって扱われたマルチバリュー・データベースに関する議論である

Ken Simmsは、S-BASICとしても知られているDataBASIC を1970年代の中ごろに書いた。これは、ダートマスBASICをベースに、データ管理機能を拡張したものである。
3つのマルチバリューの実装 - PICKバージョンR77、Microdata Reality 3.x
Prime Information 1.0 - は、とてもよく似ていた。特にすべてのロゴをデザインした
International SpectrumとSpectrum Manufactures Associationによる標準化の試みにも関わらず、マルチバリューの実装において標準は定まっていない。その後、いくつかは合流したが、これらは分岐していった。これらのマルチバリュー・データベース開発の流れは、一つはPICKバージョンR83からの、一つはMicrodata Realityから、一つはPrime Informationからの枝分かれして分類できるであろう


この違いのために、いくつかの実装が、言語の方言をサポートするために提供されている。類似点や相違点を記述しようとする試みは、Post-Relational Database Reference(PRDB)にて確認できる。
業界内のマーケティングやその他のグループは、数年にわたって、マルチバリュー・データベースをレガシーとしする分類に反対し、プレ・リレーショナル、ポスト・リレーショナル、リレーショナル、組み込みとして分類してきた。現在は、NoSQLとして分類できるであろう。データモデルは、JSONXMLとよくなじみ、SQLを使ってあるいはSQLを使わずにアクセスできる。
過去50年以上続くデータモデルに関する一つの有力な理論は、21世紀の新しいデータベース実装により、費用をおさえたデータベース・ソリューションの提供につながる。歴史的にみて、SQLトランザクションに関する業界のベンチマークでは、マルチバリュー・アプリケーションの機能をリレーショナル・データベースのフレームワークに取り込むために、試行失敗のエピソードがかなりあるが、ベンチマークテストとは異なる説がある。
40年以上の歴史があるにも関わらず、マルチバリュー業界の多くは現在も残っており、さまざまなマルチバリューの実装がオブジェクト指向型のData/BASIC、AJAXフレームワークのサポートを採用している。これらのデータベースの利用にSQLを使う必要がないため(使うことは可能だが)、NoSQLの傘下に入れるのが適切である。実際、マルチバリューの開発者は、最初にNoSQL領域のスキルを得ていた。マルチバリューは、マルチバリュー領域における複数のベンダーの成熟したデータモデルであり、長期に渡り拡張されてきた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マルチバリュー」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.