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maltose =========================== ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
マルトース(''maltose'')、もしくは麦芽糖(ばくがとう)とは、α-グルコース2分子がα1-4グリコシド結合した還元性二糖。デンプンの直鎖部分に相当する。化学式はC12H22O11である。水飴の主成分となっている。名称の由来は、オオムギを発芽させ、湯を加えることによってデンプンが糖化されたもの(モルト、Malt)に多く含まれることから。 : β-アミラーゼは大麦にも多く含まれており、大麦自身のデンプンを、大麦の持つβ-アミラーゼが分解することでマルトース(麦芽糖)を生成する。 このとき機能する酵素は60℃でもっとも活性が高くなるので、微生物が繁殖せず糖化だけが起こる。すなわち腐敗を起こさずモルトのみを得ることができる。 デンプンやグリコーゲンなどから、α-アミラーゼ(唾液や膵液に含まれる消化酵素、EC 3.2.1.2)やβ-アミラーゼの作用により分解され生成する。(γ-アミラーゼはグルコースを生成し、マルトースは生成しない) マルトースは、αグルコシダーゼ (EC 3.2.1.20)、あるいは酸により、単糖類であるグルコース2分子に分解される。 == 物性 == * 分子量 342.30 * 融点 102~103℃(1水和物)、108℃(無水物) * 比旋光度 D+111.7°~+130.4°(1水和物)、D+123(無水物) * 味 スクロース(蔗糖)の約1/3程度の甘味を持つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マルトース」の詳細全文を読む
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