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マルバオモダカ
マルバオモダカ(''Caldesia parnassifolia'')は、オモダカ科マルバオモダカ属に属する植物。湖沼やため池などに生息する抽水植物である。種小名の''parnassifolia''は、ラテン語で「parnassi(パルナッス山)+folia(葉)」という意味であり、パルナッス山のように丸い葉を持ったオモダカ、を意味している。 == 分布 == 日本や中国をはじめ、アジア大陸やヨーロッパ大陸、オーストラリアなどに分布する。ただし日本やヨーロッパでは個体数が減少しており、多くの地域で絶滅危惧種に指定されている。また、スイスなどでは既に絶滅している〔Fiches pratiques pour la conservation – Plantes à fleurs et fougères (situation octobre 1999)(PDF) 〕。 日本では、池沼や湿地の開発や水質の悪化に伴って個体数が減少しており、個体数は5000個体程度と推定されている〔環境庁自然環境局野生生物課編『改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物8 植物I(維管束植物)』 財団法人自然環境研究センター、2000年、ISBN 4-915959-71-6。〕。そのため、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧II類に指定されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マルバオモダカ」の詳細全文を読む
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