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マルバス(Marbas)は、悪魔学における悪魔の一人。バルバス(Barbas)とも呼ばれる〔''Pseudomonarchia Daemonum''〕。 『ゴエティア』によると、序列5番の地獄の大総裁。36の悪魔の軍団を率いるという。 『大奥義書』によれば、ルキフゲ・ロフォカレの支配下にあるという〔Arthur Edward Waite, ''The Book of Ceremonial Magic''(1913), p187 〕。 レジナルド・スコットの『妖術の開示』1655年版に記載されている、パイモン、バティン、バルマを呼び出し、その恩恵を受ける方法〔この部分はレジナルド・スコットによる元のテキストにはなく、別人によって足されたものと考えられている。Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書 の編集者による序文を参照。〕の中では、パイモンがマルバスの下位にある存在であると説明されている。 召喚されると、強壮なライオンの姿で現れる。召喚者が命じれば、人間の姿を取る。隠されたものや秘密に関する質問に真摯に答えてくれる。また、疫病をもたらす力とそれを治す力を持ち、工芸に関する優れた知識も有しているとされる。人の姿を変化させることもできるという。 シェイクスピアの『ウィンザーの陽気な女房たち』などの作品に登場するバルバスン(Barbason)は、マルバスのことだと考えられている〔T.F. Thiselton Dyer, ''Folk-lore of Shakespeare'' (1883), p57 〕。 ==脚注== 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マルバス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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