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マル急計画(まるきゅうけいかく)は、日本海軍の戦備計画。出師準備計画要領に示された戦時艦船急速建造計画と航空増勢計画を指す〔『日本海軍史』第4巻、54–55頁。〕。急速に実施する戦時計画ということで、「急」のまわりをマルで囲って「マル急計画」と呼ばれた〔『戦史叢書 軍戦備<1>』812頁。〕。 == 概要 == 1940年(昭和15年)11月15日、出師準備作業の第一着作業が発令された。しかし、対米開戦の軍戦備のさらなる充実の推進が必要となり、1941年(昭和16年)8月15日、出師準備作業の第二着作業の一部を発動し、さらに、マル急計画の実行が開始された〔。予算は臨時軍事費によるものとし、第79、第81帝国議会の二回の議会で成立した。艦艇建造は、戦時の消耗補充を主眼とし、防備用小艦艇の充実を図った〔。航空増勢計画については、マル4計画の完成予定を一ヵ年繰り上げて1942年(昭和17年)度末とした〔。 * 計画概要 : * 艦艇:航空母艦1隻、巡洋艦2隻、駆逐艦甲16隻・乙10隻、潜水艦乙6隻・丙6隻・中12隻・小9隻、水上機母艦1隻、海防艦甲14隻・乙16隻、掃海艇18隻、掃海特務艇16隻、敷設艇14隻、駆潜艇20隻、駆潜特務艇100隻、魚雷艇18隻、給油艦4隻。合計293隻、30万トン余〔。 : *航空増勢計画 マル4計画の完成予定を一ヵ年繰り上げ。 * 予算 : 艦艇予算の総額16億7303万4.1千円。 * 計画艦艇の建造実績 *予算成立が1942年以降となり、着工も一部の例外を除き1942年1月以降となった。そのため戦況の推移により実行計画が変更され、完成が228隻、中止又は取止めが65隻となった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マル急計画」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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