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マレーシア航空370便墜落事故(マレーシアこうくう370びんついらくじこ)とは、マレーシアのクアラルンプールから中華人民共和国の北京市に向かっていたマレーシア航空の定期旅客便であるマレーシア航空370便が2014年3月8日頃、海上で墜落した事故。事故後1年以上にわたって行方が分からなくなっていたが2015年7月29日、フランス領レユニオンにて、同機の一部とみられる航空機の残骸が発見され、同年8月5日370便の一部であることが判明した。なお、機体が発見されるのに先行する形で2015年1月29日、マレーシア政府はマレーシア航空370便は消息を絶った後に墜落して搭乗者は全員死亡したと正式発表していた。また、この年にはマレーシア航空17便撃墜事件やインドネシア・エアアジア8501便墜落事故が発生している。 == 概要 == ===消息不明=== マレーシア航空370便は中国南方航空とのコードシェア便(中国南方航空748便)でもあり、2014年3月8日午前0時41分(現地時間)、12人の乗員を含む239人を乗せてクアラルンプール国際空港を出発した。370便は同日午前6時30分に北京首都国際空港に着陸予定であった。 370便は離陸の約50分後、ベトナム南部の海岸近くの海上を航行中の午前1時30分にクアラルンプールの西南西約15kmにあるスルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港(スバン空港)の管制当局との正常交信終了後、次の予定飛行空域を担う管制当局とは交信を開始せず、以後口頭無線通信に依る管制当局との交信を絶った。救難信号などは出されていなかった。また、このフライトのフライトレーダーを見ると南に向かっているのが確認された。マレーシア空軍は軍事レーダーなどから、消息を絶つ直前に、出発地のクアラルンプールに引き返そうとした可能性があるとしている。その後、タイランド湾の付近に墜落したとされていたが、マレーシアのヒシャムディン・フセイン運輸大臣代理により否定された。その後、3月11日に、マレーシア空軍幹部がCNNの取材に対し、同機はベトナム沖上空でATCトランスポンダが自動応答を返さなくなった後、目的地の北京とは逆方向へ引き返したとみられ、同空軍は出発地クアラルンプールの北西、マラッカ海峡の上空で機体を見失ったと語った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マレーシア航空370便墜落事故」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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