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マンクスミズナギドリ
マンクスミズナギドリ(マンクス水薙鳥、''Puffinus puffinus'')は、ミズナギドリ目ミズナギドリ科のなかで小形となる海鳥である〔三省堂編修所・吉井正 『三省堂 世界鳥名事典』、三省堂、2005年、426頁。ISBN 4-385-15378-7。〕。別名ヒメミズナギドリ(姫水薙鳥)〔。 マンクス (Manx) は「マン島の」という意味で、かつて、カーフ・オブ・マン(Calf of Man、マン島のすぐ南の小島)において、マンクスミズナギドリの大繁殖地が見られたことに由来する。だが、ここでの種は18世紀後半に、船の難破による偶発的なネズミの移入により減衰した。しかし近年、ミズナギドリの数を増加させるため、カーフ・オブ・マンからネズミが除去されている。 ==分布== 北大西洋で繁殖し、主な繁殖地はイギリスやアイルランド周辺の島や海岸の断崖である。冬季はアフリカ南部の海域、および南アメリカ東部の南緯およそ10-50度の〔Peter Harrison, ''SEABIRDS an identification guide'', (Paperback, 1985) p. 86, p. 262-263. ISBN 0-395-60291-2.〕、ブラジル南部やアルゼンチン沖の水域へと、10,000km以上の渡りをする。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マンクスミズナギドリ」の詳細全文を読む
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