翻訳と辞書 |
マンゴネル マンゴネルとは、城壁に投射物を投げ放つためのカタパルト、攻城兵器の一種。 == 概要 ==
中世に使用された。名称はギリシア語・ラテン語のmanganonに由来し、「戦争用の装置」を意味するこの言葉の正確な語義には議論の余地があり、幾種かの仮説が示されてきた。これは平衡錘投石機(トレビュシェット)の名称である場合があり、また作動に際し人力で補助された固定式カウンターウェイト型の投石機もそう呼ぶことが可能だった。またフレームを用いる特定の形式のものも、こう呼ばれた。マンジャニーク( 転写: 、 転写: )は同じ語に由来し、様々な種類の投石機にあてはまる。これは異なる時代または場所で、複数の種類の装置に言及していたか、一般用語であったことがありうる。 現代の用語では、しばしばカタパルトはオナガーの中世の形態の名称として用いられるが、歴史的には少数の証拠しか存在しない。 マンゴネルは、後に導入されたトレビュシェットよりも低い投擲精度を有した。トレビュシェットは火薬の発見と広範な使用により短い運用に終わった。マンゴネルはトレビュシェットと比較し、投射体を低軌道かつ高初速で投擲した。また防壁を超えて打ち込むよりもむしろ、防壁を破壊することを目的とした。これはより野戦に適していた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マンゴネル」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|