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ツシマヤマネコ(対馬山猫、学名:''Prionailurus bengalensis euptilurus'')は、ネコ目(食肉目)ネコ科に属する哺乳動物の一種。近年になって南アジアから東南アジアに分布するベンガルヤマネコ''Prionailurus bengalensis''(シノニム ''Felis bengalensis'')の亜種であるアムールヤマネコ''P. b. euptilurus''の変種として位置づけられた。本亜種は日本では長崎県の対馬にのみ分布する。 == ツシマヤマネコの呼称 == ツシマヤマネコが属する亜種はアムールヤマネコとなる。分布域はモンゴル、中国大陸北部、東シベリア(アムール川流域)、朝鮮半島、済州島、対馬となる。マンシュウヤマネコ(''P. b. manchurica'') またはチョウセンヤマネコと呼ぶこともある。その場合、これらのヤマネコのうち対馬に生息するものを特に「ツシマヤマネコ」と呼ぶことになるが、これは亜種のさらに下位グループとなるので、変種(地域個体群)扱いとなる。 また、地元対馬の人々の間では、山に住むトラ毛に因み「とらやま」「とらげ」と呼ばれていた。地域によってはツシマヤマネコの餌となる動物が住む水田付近でも見かけられることから「田ネコ」「里ネコ」と呼んでいた〔『ツシマヤマネコって、知ってる?』(p15)〕。 なお、地元民にはツシマヤマネコの他に、山に棲息する「オオヤマネコ」が認知され、これらのうち ツシマヤマネコを上記同様に「虎毛」と呼んで区別していたとされる。〔山村辰美(著)今泉忠明(監修)1996年 『動物百科 ツシマヤマネコの百科』データハウス〕1972年にも研究者による目撃があるとされる。こちらは頭胴長が約1.2mと既知のヤマネコよりも大型で、毛皮には模様がなくて全身が黄土色の毛で覆われているという。 環境省が2007年に公表した哺乳類レッドリストでは''Prionailurus bengalensis euptilura''で掲載されているが〔環境省報道発表資料 『哺乳類、汽水・淡水魚類、昆虫類、貝類、植物I及び植物IIのレッドリストの見直しについて 』、2007年8月3日。〕、それ以前は''Felis''属に含められていた〔絶滅危惧種検索 - 環境省生物多様性センター(2002年発行のレッドデータブックの内容)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツシマヤマネコ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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