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マンソン住血吸虫(マンソンじゅうけつきゅうちゅう、学名:''Schistosoma mansoni'')は、住血吸虫科住血吸虫属に属する吸虫の1種。''Biomphalaria''属の淡水巻貝を中間宿主、ヒト、サル、ネズミを終宿主とし、門脈に寄生して腸管住血吸虫症を引き起こす。名前はスコットランド出身の医師パトリック・マンソンが台湾でこの吸虫を見出したことに因んで付けられた。 == 形態 == 成虫は吸虫としては珍しく、細長い線虫様の形態をしている。 雌雄異体で、終宿主には雄が抱雌管で雌を抱えた状態で寄生する。 雄は白く、体長1cm程度、太さは1mm程度である。 雌は灰色で、体長はやや長く、雄と比べるとかなり細い。雌の重量のほとんどが生殖器で占められている。 消化管は口吸盤に始まり、食道が2分岐して再び1つにまとまったのち、行き止まりになっていて肛門はない。 虫卵は黄褐色で、側方部に刺状の突起がある。虫卵は小蓋を持たない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マンソン住血吸虫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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