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マンノウォー系(マンノウォーけい、Man o' War Line)とは馬(主にサラブレッド)の父系(サイアーライン)の一つ。 == 概要 == 1917年にアメリカ合衆国で生まれたマンノウォーを祖としている父系である。現在はレリック系とインテント系に分けられている。 マンノウォー自身は、アメリカ合衆国で種牡馬入りし、アメリカ三冠馬であるウォーアドミラルなどを出したが、ウォーアドミラルの種牡馬成績が牝馬に偏ったこともあり、父系に大きな影響を与えたのはウォーレリックであり、ウォーレリックの産駒であるレリックとインテントを通じた系統が一番発展している。 マンノウォーの孫世代にあたるレリックを通した系統はフランスを中心に繁栄し、日本においてはレリックの直仔のヴェンチアやミンシオが輸入され、ヴェンチアは産駒のクライムカイザーが東京優駿を制すなど成功を収め、レリックの孫世代にあたるシルバーシャークも後継種牡馬を多く残したものの、父系はいずれも廃れている。しかし母系に入ってシルバーシャーク産駒のホワイトナルビーが、オグリキャップとオグリローマン兄妹を出産するなど大きな影響を与えた。 同じくマンノウォーの孫世代にあたるインテントを通した系統は、アメリカ合衆国においてインテントの曾孫(ひ孫)世代にあたるリローンチが成功し大きな影響を与えた。リローンチの孫世代にあたるティズナウは史上初のブリーダーズカップ・クラシック連覇を達成するなど競走馬として大活躍し、種牡馬入り後も2005年にブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズを制したフォークロアを出している。ヨーロッパでは、インテントの曾孫(ひ孫)世代にあたるノウンファクトがウォーニングとマークオブディスティンクションを出し、ウォーニングはディクタットを出すなどヨーロッパで成功を収め、ディクタットも種牡馬入り後G1馬を輩出している。さらにウォーニングは日本に輸入され、産駒のカルストンライトオとサニングデールが短距離GIを制すなど日本でも成功を収めた。 前述のレリックとインテントを通じない系統は、日本において持込馬の月友が1936年の繁殖入り後に東京優駿優勝馬3頭を含む現在のGI級競走優勝馬を輩出するなど大成功を収め、後継種牡馬を12頭も残しマンノウォー系の発展に大きな影響を与えたものの、月友の父系は途絶えている。しかし母系においては大きな影響力を残した。マンノウォーの孫世代で輸入されたリンボーも天皇賞(春)と宝塚記念に優勝したヒカルタカイなど11頭の後継種牡馬を残したがこちらも途絶えている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マンノウォー系」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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