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マ・メール・ロワ : ミニ英和和英辞書
マ・メール・ロワ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

マ・メール・ロワ : ウィキペディア日本語版
マ・メール・ロワ[ちょうおん]

マ・メール・ロワ』()は、モーリス・ラヴェルが「マザー・グース」を題材にして作曲したピアノ四手連弾の組曲。また、それをベースとした管弦楽組曲およびバレエ音楽
== ピアノ連弾版 ==
オリジナルの連弾曲は、子供好きの(しかし独身であった)ラヴェルが、友人であるゴデブスキ夫妻〔夫シーパ・ゴデフスキの異母姉はラヴェルのパトロンであり後に『ラ・ヴァルス』を献呈されるミシア・セールである。〕の2人の子、ミミとジャンのために作曲し、この姉弟に献呈された。
1908年から1910年にかけて作曲され、1910年4月20日パリ・ガヴォーホールで開かれた独立音楽協会(SMI)の第1回演奏会において初演された。本来はミミとジャンが弾くことを想定して作曲されたが、それでも幼い姉弟が演奏するには難しかったため、マルグリット・ロンの弟子、とジュヌヴィエーヴ・デュロニーが演奏した。
; 第1曲 眠れる森の美女のパヴァーヌ(''Pavane de la belle au bois dormant'')
:4/4拍子 Lent(ゆっくりと)
:シャルル・ペローの童話集『マ・メール・ロワ(マザーグース)』の「眠れる森の美女」から。
; 第2曲 親指小僧(''Petit Poucet'')
:2/4拍子 Tres modere(とても中庸に)
:『マ・メール・ロワ』から。曲名に関しては「一寸法師」という訳があてられることもある。
; 第3曲 パゴダの女王レドロネット(''Laideronette, impératrice des pagodes'')
:2/4拍子 Mouvt de Marche(マーチのリズムで)
:(1650年頃 - 1705年)の『緑の蛇』から。パゴダとは中国製の首振り陶器人形のこと。
; 第4曲 美女と野獣の対話(''Les entretiens de la belle et de la bête'')
:3/4拍子 Mouvt de Valse tres modere(とても中庸なワルツのリズムで)
:(1711年 - 1780年)の『子供の雑誌、道徳的な物語』からの「美女と野獣」に基づく。
:評論家ロラン・マニュエルは、エリック・サティの「ジムノペディ」の影響を指摘している〔アービー・オレンシュタイン、井上さつき訳『ラヴェル 生涯と作品』音楽之友社、2006年、219ページ〕。
; 第5曲 妖精の園(''Le jardin féerique'')
:3/4拍子 Lent et grave(ゆっくりと荘重に)
:「眠りの森の美女のパヴァーヌ」と同じくペローの「眠れる森の美女」から。眠りについた王女が王子の口づけで目を覚ますシーン。
「親指小僧」「パゴダの女王レドロネット」「美女と野獣の対話」には、原作から短文が引用・付記されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マ・メール・ロワ」の詳細全文を読む




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