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マークス 寿子(マークス としこ、、1936年(昭和11年)3月23日 - )は、日本出身のイギリスの学者、評論家。エセックス大学講師や秀明大学教授を務めた。 正式名は。旧名は志村 寿子(しむら としこ)。アメリカ文学者の志村正雄(東京外国語大学名誉教授)は兄。 ==略歴== 1936年、東京府に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。東京都立大学法学研究科博士課程単位取得退学。同大学非常勤講師を務めた後、1971年にロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの研究員として渡英する。 1976年、ユダヤ系イギリス人の実業家で連合王国貴族の第2代ブロートンのマークス男爵マイケル・マークス(1920-1998、マークス&スペンサーの共同創業者の孫)と結婚し、彼の生涯計5人の妻のうち第3番目の妻となった。これによって彼女はマークス姓になるとともに「ブロートンのマークス男爵夫人()」の儀礼称号と英国籍を得た。 マークス男爵とは1985年に協議離婚したが、その後も男爵夫人の儀礼称号を保持している〔寿子自身はマークス男爵との間に子供に恵まれず、夫と第一番目の妻アン・キャサリン・ピントとの間に設けた長男のサイモン・リチャード・マークス(1950-)が爵位を襲爵したため、寿子の血統は英国貴族の地位を継承してはいない。しかしながら英国王室の慣習に基づき現在、他の離婚後の妻たちと同じように身分は平民ではあるが称号として終生「男爵夫人」を名乗ることは許され、それに見合った礼遇を受けている。詳しい仕組みは『儀礼称号』の項を参照のこと。〕。研究者としての経歴はエセックス大学講師、同大現代日本研究所主任を経て、八千代国際大学(1998年に秀明大学に改称)教授を務めた。永く日英間を往き来し、英国では「日英タイムズ」を発行し、著作や講演活動などを通じ保守派・親英の論客として活動。 2010年3月、秀明大学を退職した。 著作は日本と英国の文化の比較研究が中心で、経済的には発展したが文化的に未熟な日本の文化を批判的にエッセイ形式で綴った作品が多い。 日英の教育制度を比較した作品に『ひ弱な男とフワフワした女の国日本』、『とんでもない母親と情けない男の国日本』、ブランド物を海外で買いあさる日本女性を描いた作品に『自信のない女がブランド物を持ち歩く』などがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マークス寿子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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