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マーシャル諸島沖航空戦 : ミニ英和和英辞書
マーシャル諸島沖航空戦[まーしゃるしょとうおきこうくうせん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [しょ]
  1. (pref) various 2. many 3. several 
諸島 : [しょとう]
 【名詞】 1. archipelago 2. group of islands
: [しま]
 【名詞】 1. island 
: [おき]
 【名詞】 1. open sea 
航空 : [こうくう]
 【名詞】 1. aviation 2. flying 
: [そら]
 【名詞】 1. sky 2. the heavens 
空戦 : [くうせん]
 【名詞】 1. (abbr) air battle 2. dogfight
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 

マーシャル諸島沖航空戦 : ウィキペディア日本語版
マーシャル諸島沖航空戦[まーしゃるしょとうおきこうくうせん]

マーシャル諸島沖航空戦(マーシャルしょとうおきこうくうせん)は、太平洋戦争大東亜戦争)中の1943年12月5日に起きた、日本海軍航空隊とアメリカ海軍機動部隊の間の戦いである。アメリカ海軍機動部隊がマーシャル諸島の日本軍基地を攻撃して大打撃を与えたのに対し、日本海軍の基地航空隊が反撃して空母1隻を損傷させた。
==背景==
タラワの戦いおよびマキンの戦いの援護任務を終えたアメリカ第50任務部隊(チャールズ・A・パウナル少将)は、日本海軍基地航空部隊による反撃(ギルバート諸島沖航空戦)をも軽微な損害でしのぎ切り、引き続きギルバート諸島西方を遊弋していた。第50任務部隊には、次に予定されるマーシャル諸島の攻略作戦の事前攻撃として、マーシャル諸島の日本軍基地にさらなる打撃を与える任務が命じられた。この時点では、マーシャル諸島に関する航空写真すらなかった状態であったので〔#ブュエルp.325〕、態勢が整うまではギルバート諸島からの空襲とともに〔#ブュエルp.326〕、マーシャル諸島の日本軍に打撃を与えうる少ない手段の一つであった。12月1日、パウナル少将は航空偵察の結果に基づき、第50任務部隊の第1群(第50.1任務群)と第3群(第50.3任務群)を率いてクェゼリン環礁およびウォッジェ環礁を攻撃するようにとの命令を受ける〔#戦史62p.511〕。計画では、2日間に渡って空襲を行うことになっていた〔Philip A. Crowl, Edmund G. Love ''Seizure of the Gilberts and Marshalls, United States Army in World War II The War in the Pacific'' , Office of the Chief of Military History Department of the Army, Washington, D.C., 1955, p.202.
〕。
;第50任務部隊の兵力〔#戦史62p.511,512〕
*第50.1任務群(パウナル少将直率)
 *空母:「ヨークタウン」、「レキシントン
 *軽空母:「カウペンス
 *重巡洋艦:「ボルチモア」、「サンフランシスコ」、「ニューオーリンズ」、「ミネアポリス
 *軽巡洋艦;「オークランド
 *駆逐艦:「ニコラス」、「テイラー」、「ラ・ヴァレット」、「バラード」、「キッド」、「チョウンシー
*第50.3任務群(アルフレッド・E・モントゴメリー少将)
 *空母:「エセックス」、「エンタープライズ
 *軽空母:「ベロー・ウッド
 *重巡洋艦:「ポートランド
 *軽巡洋艦:「モービル」、「サンタフェ」、「サンフアン」、「サンディエゴ
 *駆逐艦:「フレッチャー」、「ラドフォード」、「ジェンキンス」、「エルベン」、「ヘイル
一方、日本側は、ブーゲンビル島沖航空戦とギルバート諸島沖航空戦でアメリカ機動部隊を壊滅させたと信じており、アメリカ軍の反攻作戦は相当に遅れると楽観視していた。マーシャル諸島方面の警戒態勢も解かれ、各地から集まっていた基地航空部隊には元の場所への復帰が命じられていた。航空隊の総指揮を執る内南洋方面航空部隊指揮官は、第二十二航空戦隊が再建のためテニアン島へと転進するのに伴い、第二十二航空戦隊司令官の吉良俊一少将から、第二十四航空戦隊司令官の山田道行少将に交代していた〔#戦史62p.507〕。12月に入ってからのマーシャル方面への空襲といえば、12月1日にマロエラップ環礁に大型機10機、翌2日にミリ環礁に大型機9機が来襲して投弾したのが最大であった〔#四艦1812pp.29〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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