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マーティン・バナール(Martin Bernal, 1937年-)は、イギリス出身の歴史学者。コーネル大学名誉教授。 ロンドン生まれ。ロンドン大学教授、コーネル大学政治学部教授を務める。物理学者であるジョン・デスモンド・バナールは父である。 当初中国政治史を専攻していたが、エジプト学の権威である祖父の:en:Alan Gardinerにインスピレーションを受けてオリエントを研究するようになり、ギリシャ語とヘブライ語やフェニキア語といったアフロ・アジア語族の間にかなりの共通点があったことから刊行させた1987年の『黒いアテナ』が歴史学・考古学を超えて、西洋的知のあり方に及ぶ大論争を引き起こした。 ==著書== *''Chinese Socialism to 1907'', (Cornell University Press, 1976). *''Black Athena: the Afroasiatic Roots of Classical Ccivilization, vol. 1: the Fabrication of Ancient Greece, 1785-1985'', (Rutgers University Press, 1987). :片岡幸彦監訳『ブラック・アテナ――古代ギリシア文明のアフロ・アジア的ルーツ(1)古代ギリシアの捏造1785-1985』、新評論, 2007年 *''Black Athena: the Afroasiatic Roots of Classical Ccivilization, vol. 2: the Archaeological and Documentary Evidence'', (Rutgers University Press, 1991). :金井和子訳『黒いアテナ――古典文明のアフロ・アジア的ルーツ(2)考古学と文書にみる証拠(上・下)』、藤原書店, 2004年-2005年 *''Black Athena Writes Back: Martin Bernal Responds to his Critics'', edited by David Chioni Moore, (Duke University Press, 2001). :『『黒いアテナ』批判に答える(上)』、金井和子訳、藤原書店、2012年 *''Black Athena: the Afroasiatic roots of classical civilization, vol. 3: the linguistic evidence'', Rutgers University Press, 2006. 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マーティン・バナール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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