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マーデルング定数 : ミニ英和和英辞書
マーデルング定数[すう, かず]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
定数 : [ていすう]
 【名詞】 1. constant 
: [すう, かず]
  1. (n,n-suf) number 2. figure 

マーデルング定数 ( リダイレクト:マーデルングエネルギー ) : ウィキペディア日本語版
マーデルングエネルギー[すう, かず]
マーデルングエネルギー()は、イオン結晶物質における、イオン-イオン間の静電的相互作用によるエネルギーの総和。
結晶における最隣接原子間距離を''r''0 、最隣接の陽イオン‐陰イオンのペアの数を''N'' 、イオンの価数を''Z'' 、素電荷を''e'' とすると、マーデルングエネルギー''E''Madelung は、
: E_\mathrm = -N \alpha
となる。ここでαはマーデルング定数と言われるもので、結晶構造によって値が変わる定数である。
イオン結晶に限らず、結晶内(結晶構造となっていない周期系なども含む→分子動力学法)のイオン同士、イオン芯同士などの計算は、その相互作用が長距離力であるため、エバルトの方法を使って求められる。
== マーデルング定数 ==

イオン結晶において、静電気的ポテンシャルエネルギーを表す定数をマーデルング定数と呼び、結晶構造の種類により決まる定数である。イオン結晶の格子エネルギー''U''はマーデルング定数を''M''として以下の理論式で表される。
:U = \frac\left(1-\frac\right)
この定数は、例えば塩化ナトリウム型格子では、ナトリウムイオンを中心として、それを囲む6配位の塩化物イオンとのクーロン引力、さらに隣の塩化物イオンの\sqrt倍の距離にある、12個のナトリウムイオンとのクーロン斥力という具合に、無限級数の和として求めたものである。
:M_ = 6 - \frac + \frac - \frac + \frac - \cdots
主な結晶構造のマーデルング定数は以下の通りである。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マーデルングエネルギー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Madelung constant 」があります。




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