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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
マーレーコッド(''Maccullochella peelii peelii'' )は、スズキ目ペルキクティス科〔マクルロケルラ属〔に属するオーストラリアの大型捕食性淡水魚である。名前に「コッド」(タラ)とあるが、北半球の海産のタラとは分類が異なる(タラはタラ目タラ科)。マーレーコッドはオーストラリアでもっとも大型の淡水魚であり、世界的に見ても最大の部類に入る。英名Murray codの他の呼び名はCod、Greenfish、Goodooなどがある。マーレー川のタラ(鱈)を意味する。 マーレーコッドの属名''Maccullochella'' はオーストラリアの初期の魚類研究家である人物の姓であるマカロック(McCulloch)に由来し、種小名''peelii'' は探検家トーマス・ミッチェルが記載した際の模式地であるピール川(Peel River)に由来する。1990年代になって近縁種のマリーリバーコッド (Mary River cod) が本種の亜種であるとされて''Maccullochella peelii mariensis'' とされたため、より限定的にマーレーコッドをさす学名としては、基亜種であることを示す亜種小名をつけて''Maccullochella peelii peelii''とされる。 マーレーコッドの個体数はオーストラリアのヨーロッパ人による植民地化以来、乱獲、生息地の荒廃などいくつかの理由により大きく減少しており、現在は絶滅危惧種にリストアップされている。しかし、かつてはオーストラリア最大の河川系であるマーレー・ダーリング流域に多く生息していた。 長寿であるマーレーコッドは成熟すると肉食性を示し、主に他の魚を捕食する。丸太や他の堅い物の表面に産卵し、稚魚は春に生まれる。マーレーコッドは釣り人にとって人気のターゲットであり、水産養殖種でもある。また、オーストラリアの水族館では人気のある種でもある。 == 解説 == マーレーコッドは断面がふくらんでおり、体長が大きな〔 〕ハタに似た魚である。彼らは幅広く、しゃくれたような頭部を持ち、大きな口に非常に小さな歯が多数覆っている。下あごは上あごより前に突き出ているか、ほぼ等しい〔 〕〔 〕〔 〕。 マーレーコッドは前部の棘条の背鰭は高さが低く緩やかで、切れ込みによって後部の高い、軟条の背鰭と部分的に隔てられている〔。軟条の背鰭、尻鰭、尾鰭のすべては大きくて丸く、暗い灰色か黒色を呈しており白く明確な縁取りが見られる〔〔。大きな丸い胸びれは、通常は横腹と同じ色をしている。腹鰭は大きく、角張っていて胸びれより前方につく。腹鰭自体は通常半透明の白またはクリーム色であり、大型になるとこれが不透明になる傾向がある。そして主要な白い2つの鰭条〔に分かれている。 マーレーコッドの腹部は白からクリーム色である〔〔。彼らの背部から腹部にかけては通常黄色みの緑色または緑色で、より暗い緑色が重なっている。しかし時として茶色または黒の斑点が見られる〔〔〔。外観は大理石模様であり、時にヒョウ柄を彷彿とさせる。色合いは水の透明度とも関係があって〔、高い透明度を持つ生息地に分布するものほど強い色味を持つ。また澄んだ水域に住む中小型のマーレーコッドは非常に明瞭な色合いを持つ。そして超大型の個体は小さな斑点のある灰みの緑色の傾向を持つ〔 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マーレーコッド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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