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ミカエリス・メンテンの式 : ミニ英和和英辞書
ミカエリス・メンテンの式[しき]
Michaelis-Menten equation
===========================
テン : [てん]
 【名詞】 1. 10 2. ten 3. (P), (n) 10/ten
: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 
ミカエリス・メンテンの式 ( リダイレクト:ミカエリス・メンテン式 ) : ウィキペディア日本語版
ミカエリス・メンテン式[みかえりす めんてんしき]

ミカエリス・メンテン式(ミカエリス・メンテンしき、)とは、酵素の反応速度論に大きな業績を残したレオノール・ミカエリスモード・レオノーラ・メンテンにちなんだ、酵素の反応速度''v'' に関する式で、
で表される。ここで、基質濃度、''V''max は基質濃度が無限大のときの反応速度である。また、''Km'' はミカエリス・メンテン定数と言い、''v'' = ''V''max /2(最大速度の半分の速度)を与える基質濃度を表す。この式をもとにしたモデルをミカエリス・メンテン動力学 (Michaelis-Menten kinetics)という。
この式により、反応速度''v'' は
* 基質濃度が低い( << ''Km'' )ときはその濃度に比例
* 基質濃度が高い( >> ''Km'' )ときはその濃度に無関係に最大速度 ''V''max に収束
となることが分かる。
== 解析解 ==
ミカエリス・メンテン式は左辺に基質 S の濃度の時間微分を持つ微分方程式である。この方程式は変数分離形にして積分することで解くことができるが、解は初等関数で表現できる形にはならず、ランベルトのW関数 ''W'' を用いて以下のように表される。

ここで ''C'' は積分定数である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ミカエリス・メンテン式」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Michaelis-Menten kinetics 」があります。




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